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[登山] 越美山地 横山岳・神又峰・左千方・安蔵山周回 [登山]

 今回は、以前から巡りたいと思っていた「左千方(させんぼう)」に「横山岳」と「安蔵山(やすくらやま)」を絡めて周回で縦走してきました。 よい天気に恵まれ、白い山々を眺めながら楽しみながら歩くことが出来ました。

横山岳からパノラマ
横山岳からのパノラマ

越美山地
横山岳・神又峰・左千方・安蔵山周回
日付 2018年03月03日(土)
天気 晴のち曇り
山域 越美山地(江美国境)
場所 滋賀県長浜市余呉町菅並
距離 27.9km
累積標高 +2090m -2090m
時間 12時間50分
人数 単独
撮影枚数 1036枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0251枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
D(長距離、雪庇・滑落注意)
展望
(A:良い~E:なし)
A
見どころ ブナ林、展望
行程・標高・距離・時刻(標高の赤字はGPSから)
06:20 210m 0.0km 北海道トンネル 出発
06:40 (00:20) 274m 0.2km 林道尾根末端
08:10 (01:30)

856.8m

2.3km 856.8m三角点
09:15 (01:05) 1120m 4.6km 横山岳付近
09:30 (00:15) 1120m 5.3km 横山岳東峰分岐
10:55 (01:25) 1005m 8.7km 県境分岐 昼食休憩
11:15 (00:20) 1005m 8.8km 県境分岐 出発
11:45 (00:30) 1050.1m 9.8km 神又峰(大岳)
13:50 (02:05) 1196.8m 13.6km 左千方
15:15 (01:25) 938.7m 16.5km 谷山
16:30 (01:15) 900.1m 19.3km 安蔵山
17:15 (00:45) 305m 21.4km 林道出合
18:00 (00:45) 245m 22.8km 田戸県道出合
19:15 (01:15) 210m 27.9km 北海道トンネル 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、青色はショートカット、赤色は実績)
20180303_map.jpg

写真リンク

 今季のスノー衆のパート3で、まさかの猫ヶ洞の周回コースを歩くことになり、以前から計画していたコースとダブっていたので、新たにコースを考えていました。
 今季中には実行したいと思っていたのですが、2週間後の3月3日(ひな祭り)に快晴の天気予報となったので、仕事を休み向かうことにしました。

 折しも、以前から破損していたスノーシューの代わりにと、次回のスノー衆には間に合う様にと、新たに注文していたスノーシューが前日に到着し、これは決行するしかありません。

 前日は、久しぶりのハードコースに備え早めに寝て体調を整えていきました。 ぐっすりと眠れて、朝5時には予定通り出発しました。

 登山口は、以前「墓谷山」と「横山岳」を周回した時にも訪れた事のある余呉町菅並となります。 この付近は1月からの豪雪で雪が多いはずですが、この所の暖かさと雨で路面の雪は無くなり、スノータイヤは必要ありませんでした。 朝焼けも見られ、明るくなった頃に集落末端のトンネル手前の駐車余地に到着しました。(下写真)

橋の手前に駐車
橋の手前に駐車

天気は期待できそう
天気は期待できそう

 予定通り日の出前に到着すると、早速新しいスノーシューを持って出発しました。(故障などを考慮してワカンもザックに付けて持っていきました) 

 取り付きは北海道(きたかいどう)トンネルの上となりますが、入口は除雪されており中も歩けそうです。 ちなみに、帰路はこのトンネルを反対側から戻る予定です。 トンネル脇から取り付きますが、雪は溶けて地肌が見えるので藪漕ぎとなりました。

北海道(きたかいどう)トンネル
北海道(きたかいどう)トンネル

トンネルの上部を林道へ
トンネルの上部を林道へ

 ツルなどに絡まりながら暫く格闘すると、無事に上部の林道に出合いますが2メートルほどコンクリートの段差となっていました。 これは想定外ですが、左に逃げるとカーブミラーがありそこだけ段差が切れていました。 林道に出会いそのうえの尾根の取り付きを確認します。 獣道なのか道がついているので、ここからは尾根へ登り横山岳を目指します。

カーブミラー付近で合流
カーブミラー付近で合流

尾根の末端
尾根の末端

下に橋

下に橋

ここから取り付く
ここから取り付く

奥に安蔵山
奥に安蔵山

 ここも途中までは雪が少なく藪が出ており難儀しますが、それも植林帯が見えてくるまでの辛抱でした。(下写真)

 

暫くは藪漕ぎ
暫くは藪漕ぎ

 植林と合流すると、その先は雪が続いていたので、待ってましたと手に持っていたスノーシューを装着しました。(下写真)

 

植林に出会う

植林に出会う

ここでスノーシューを装着
ここでスノーシューを装着

 横山岳までは3時間前後を予定していましたが、思ったよりも固く締まっていたのであれよあれよという間に標高を上げていけます。 一週間前のものなのかスノーシューとワカンと思われる踏み跡が薄く残っていました。

 

古い踏み跡が続く

古い踏み跡が続く

朝日が差して気持ちのよい尾根道に
朝日が差して気持ちのよい尾根道に

山頂付近から日の出
山頂付近から日の出

 それらの跡を追っていき、気がつくと初めの三角点を通過し前方に横山岳が大きく見えてきていました。 途中に急登が二箇所ありますが対したこともなく、稜線の交差に出来た雪庇も無理やり乗り越えていきます。(下写真)

急登を進む
急登を進む

北西尾根と合流
北西尾根と合流

前方に三角点峰
前方に三角点峰

雪庇の横を進む
雪庇の横を進む

樹林越しに景色
樹林越しに景色

山頂が近づく
山頂が近づく

三角点ピーク付近
三角点ピーク付近

 そして出発から2時間ほどで北尾根の主稜線と合流すると、青空に白い山々の展望が広がっていました。 ここからはスキー跡が見られますが、どこから上がってきたのか?

 傾斜が緩むとブナなども見られだし、良い雰囲気の中を歩いていきました。 また、標高が上がるのに従い、遠くの山も見えて来て最高です。 何ヵ所か展望適地があるので、その度に立ち止まり景色を眺めていきました。

琵琶湖が霞んで
琵琶湖が霞んで

己高山方面(奥に霊仙山)
己高山方面(奥に霊仙山)

少し下る
少し下る

スキー跡を辿る
スキー跡を辿る

主稜線へ
主稜線へ

上谷山(手前に谷山)
上谷山(手前に谷山)

稜線沿いに横山岳へ
稜線沿いに横山岳へ

 そんにこんなで、結局 横山岳までは予定通りの3時間ほどで到着しました。 と言っても、手前の北東斜面で展望を見がてら休憩しただけで、三角点山頂はスルーしていました。(下写真)

眺めを見ながら進む(左から高丸、能郷白山、神ノ又、蕎麦粒山など)
眺めを見ながら進む(左から高丸、能郷白山、神ノ又、蕎麦粒山など)

山頂は目の前
山頂は目の前

よい感じのブナ林に
よい感じのブナ林に

緩やかな登りが続く
緩やかな登りが続く

ここで西尾根と合流
ここで西尾根と合流

霞の向こうに鈴鹿山脈
霞の向こうに鈴鹿山脈

山頂手前で撮影タイム
山頂手前で撮影タイム

右から三周ヶ岳・左千方・上谷山・下谷山など
右から三周ヶ岳・左千方・上谷山・下谷山など

右から黒津山・蕎麦粒山・能郷白山・白山・高丸など
右から黒津山・蕎麦粒山・能郷白山・白山・高丸など

展望適地
展望適地

高丸(左)・烏帽子山(右)の間に白山(左)と別山(右)
高丸(左)・烏帽子山(右)の間に白山(左)と別山(右)

三周ヶ岳アップ
三周ヶ岳アップ

部子山アップ(右に銀杏峰)
部子山アップ(右に銀杏峰)

能郷白山アップ
能郷白山アップ

蕎麦粒山アップ
蕎麦粒山アップ

薄っすらと木曽御嶽山(噴気が確認できる)
薄っすらと木曽御嶽山(噴気が確認できる)

奥に乗鞍岳
奥に乗鞍岳

高丸アップ
高丸アップ

加賀の山々
加賀の山々

上谷山アップ
上谷山アップ

奥に武奈ヶ嶽(右)と蓬莱山(左)
奥に武奈ヶ嶽(右)と蓬莱山(左)

琵琶湖はまだ霞の中
琵琶湖はまだ霞の中

横山岳からのパノラマ
横山岳からのパノラマ

三角点山頂(奥)はスルー
三角点山頂はスルー

 しかし今回 横山岳は目的地ではないので、そのまま予定通り東峰へと向かいました。 手前のピークに発達した雪庇を乗り越えるところは少し手間がかかりますが、その先は夏場とは違い、右に雪庇が発達していますが広い尾根道となっていました。 スキー跡も東峰へ向かっていて、そこを辿ります。(下写真)

東峰への最初のピーク
東峰への最初のピーク

奥に東峰
奥に東峰

夏場は細尾根だが
夏場は細尾根だが

金糞岳と右奥に伊吹山
金糞岳と右奥に伊吹山

三高尾根
三高尾根

10分ほどで東峰の近くに(山頂を振り返る)
10分ほどで東峰の近くに(山頂を振り返る)

 程なく東峰の手前に来ますが、ここでピークを巻いて左の尾根へと向かいました。(下写真)

東峰の手前で県境方面(左)へ
東峰の手前で県境方面(左)へ

 ここまでコース全体の三分の一しか来ておらず、ここからが本番です。 御嶽山の望めるところで少し休憩すると、その先で序盤の核心部となる急斜面の降下が始まりました。 

県境方面へ向う
県境方面へ向う

向う尾根と高丸
向う尾根と高丸

烏帽子山と白山
烏帽子山と白山

 斜度は大したことありませんが、木が少なく滑落したら止まりそうもありません。 ここは念の為、ストックをしまいピッケルを刺しながら慎重に降りていきました。(下写真)

急斜面の下りに
急斜面の下りに


 この時間はまだ固く難なく降りていくと、傾斜が緩みひと安心です。 ここから前回スノー衆で下山の分岐点とした地点までは、快適な雪道が続きました。(下写真)

無事に降りてきた
無事に降りてきた

下りは続くが傾斜は緩く
下りは続くが傾斜は緩く

ここからは高低差の少ない尾根道に
ここからは高低差の少ない尾根道に

中央奥に小津権現山(谷奥が前回の下山口)
中央奥に小津権現山(谷奥が前回の下山口)

 暫くは細い尾根ですが、1006mピークを登るとその先はなだらかな尾根が続きました。(下写真)

前方に1006mピーク
前方に1006mピーク

横山岳が随分上に
横山岳が随分上に

1006mピークで右寄りに
1006mピークで右寄りに

東峰を振り返る
東峰を振り返る

ここから危険箇所は無いか
ここから危険箇所は無いか

左千方(中央)はまだ遠く
左千方(中央)はまだ遠く

 左に植林が見られますが、尾根の上はブナ林や二重山稜など見どころが一杯でよい道となります。 しかし、広い尾根だけに行き先を確認しながら高低差の少ない道を進んで行きました。(下写真)

二重山稜に
二重山稜に

植林が見られ出す
植林が見られ出す

金糞岳アップ
金糞岳アップ

そろそろ林道出合か?
そろそろ林道出合か?

なるべくトラバースで
なるべくトラバースで

 無風で陽射しが強く小春日和の雰囲気ですが、日焼けが気になり入念に日焼け止めを塗っていきます。(下写真)

天気が良すぎて暑く
天気が良すぎて暑く

雰囲気の良い林が続く
雰囲気の良い林が続く

 平坦地も終盤に差し掛かり950mピークへ登ります。 その途中で気配がしたのでそちらを見ると、大きなカモシカがこちらの様子を伺っていました。(下写真)

前方のピークは左から巻く
前方のピークは左から巻く

県境合流のピークが見えてきた
県境合流のピークが見えてきた

950mピークは緩斜面
950mピークは緩斜面

神又峰(中央)と左千方(その左)が近くに
神又峰(中央)と左千方(その左)が近くに

ここから鞍部への下り
ここから鞍部への下り

こちらを伺うカモシカ
こちらを伺うカモシカ

950mピーク付近
950mピーク付近

 そのカモシカですが、950mピークの脇を通過中もジッとこちらの様子を見ていました。(下写真)

まだ動かず
まだ動かず

東峰からここまで2.7km
東峰からここまで2.7km

谷奥に安蔵山
谷奥に安蔵山

 一旦鞍部へと降りて登り返しますが、気がつくとスノー衆の下山分岐を通り越していました。(下写真)

ここから登りに
ここから登りに

焦らずに登る
焦らずに登る

前回の下山分岐を過ぎる
前回の下山分岐を過ぎる

 県境ピークの登りとなると、どこからかツボ足の足跡と合流しました。(鉱山跡から登ってきたのか?) 急登となりますが、急がずゆっくり登っていくと横山岳の東峰から1時間半ほどで、県境との分岐に到着しました。(下写真)

金糞岳方面を望む
金糞岳方面を望む

県境稜線に合流
県境稜線に合流

 ツボ足の跡はまだ30分と経っていないようですが、すでに人の気配はありません。(足跡は猫ヶ洞方面に向かっていました) ここで予定通り昼食としていきますが、この日は天気が良すぎました。 風は全くなく、体感気温は20度はあり暑すぎます…。(温度計で7度ほどでした) 木陰で涼みながらの昼食ですが、温かい麺類などはそろそろ終わりでしょうか?
 先も長いので短めの休憩後は、近くに見える「神又峰」へと向かいました。 以前からここの分岐は複雑ですと、何度も見聞きしていたのと、前回印を付けていかれた方がいるので迷うことも無く向かうことが出来ました。(下写真)

神又峰へ
神又峰へ

左の尾根を進む
左の尾根を進む

左手に横山岳と歩いてきた稜線
左手に横山岳と歩いてきた稜線

 一旦鞍部へと降りて行きますが、登り返しの急登も大したことは無く、30分ほどで特徴も無くあまり面白みのない「神又峰」の山頂に到着しました。(下写真)

鞍部への下りに
鞍部への下りに

神又峰が近くに(ここから登り)
神又峰が近くに(ここから登り)

急斜面の登りに
急斜面の登りに

神又峰へあっけなく到着
神又峰へあっけなく到着

神又峰山頂標識
神又峰山頂標識

 ここが初めのエスケープルート分岐ですが、まだ正午前で余裕があるので予定通り「左千方」へと向かいます。(下写真)

ここからは緩やかな稜線が続く
ここからは緩やかな稜線が続く

 通過点でしたないピークを後にすると、まだ遥か先に見える「左千方」へと稜線を進んでいきました。(下写真)

能郷白山がよく見えて
能郷白山がよく見えて

左千方が随分近くに
左千方が随分近くに

 一旦鞍部へとおりますが、ここだけ少し急斜面です。(下写真)

急斜面を降りる
急斜面を降りる

奥に野坂山地
奥に野坂山地

 前方にひ~苦がありますが、それほど標高差はなくひと登りで登り返しました。(下写真)

ここを降りてきた
ここを降りてきた

3分ほどで登り返し完了
3分ほどで登り返し完了

 この先も危険箇所などほとんど無く、高低差も少なくなり快適な道が続きます。(下写真)

気持ちのよい稜線歩き
気持ちのよい稜線歩き

緩やかな起伏が続く
緩やかな起伏が続く

 2つコブを越えると、右に1048mピークが見えてきました。 ここで北東に進路を変え、50mほどの登り返しとなりました。(下写真)

ここで北東方面へ
ここで北東方面へ

1048mピーク(中央手前)が見えてきた
1048mピーク(中央手前)が見えてきた

 左奥には目的地の「左千方」が近くに見えてきました。(下写真)

この先から左千方への稜線
この先から左千方への稜線

左千方アップ
左千方アップ

 また、地図に崩壊地が書かれていて気になっていた1048mピークが見えてきました。 近くで確認する崩壊地は、雪も付いておらず崩壊が進行しているようです。(下写真)

1048mピーク西の崩壊地
1048mピーク西の崩壊地

 その1048mピークへ緩やかな斜面を登っていきます。(下写真)

1048mピークへの登り
1048mピークへの登り

遠くに横山岳
遠くに横山岳

神又峰(右奥)を振り返る
神又峰(右奥)を振り返る

 程なくピーク付近に到着しますが、崩壊した西斜面はまだしも東斜面は緩やかで、危険かと思われたのも杞憂に終わります。(下写真)

1048mピークは思ったほど怖くなく
1048mピークは思ったほど怖くなく

左は崩壊地
左は崩壊地

 まずは東に幾つかの尾根を分岐させているピークに向かいますが、目立つ山頂の割には名前は無いようです。(下写真)

前方に無名ピーク
前方に無名ピーク

 長いスロープ状の雪の斜面を登っていくと、左手は東尾根へと平坦地となっていました。(下写真)

ピークが見えてきた
ピークが見えてきた

 「左千方」は展望が見られる程の余裕があるのか分からないので、ここで休憩がてら撮影タイムとしていきます。(下写真)

薄雲が掛かってきた
薄雲が掛かってきた

東尾根
東尾根

下に長いスロープ
下に長いスロープ

金糞岳方面
金糞岳方面

東尾根方面
東尾根方面

左から蕎麦粒山・雷倉・黒津山・花房山など
左から蕎麦粒山・雷倉・黒津山・花房山など

無名ピークの綺麗な斜面
無名ピークの綺麗な斜面

下山尾根(右)を確認
下山尾根(右)を確認

横山岳(歩いてきた道を一望)
横山岳(歩いてきた道を一望)

白山も霞でボヤけ
白山も霞でボヤけ

能郷白山方面
能郷白山方面

高丸アップ
高丸アップ

 休憩後、すぐ上のピークを越えると、前方に白く尖った山容が特徴的な「左千方」が見えていました。(下写真)

前方に左千方
前方に左千方

 急斜面が予想されたので、念のためにピッケルに持ち変えて向かいます。(下写真)

緩やかな稜線を進む
緩やかな稜線を進む

太陽に暈(かさ)
太陽に暈(かさ)

手前のピーク
手前のピーク

左千方近影
左千方近影

 確かに急斜面ですが、息が切れたり足が上がらないほどでは無く、程なく傾斜が緩み山頂に到着しました。(下写真)

思っていたほどの傾斜ではなく
思っていたほどの傾斜ではなく

 右手に大きな雪庇を従えた急斜面を登ると呆気なく山頂に到着しました。(下写真)

あっけなく登頂
あっけなく登頂

 山頂は以外にもなだらかで、県境稜線沿いに広く長細い山頂部です。 危険も無いのでカメラを取り出し、最後の絶景を収めていきました。(下写真)

三ノ峰など石徹白の山も見えて
三ノ峰など石徹白の山も見えて

中央奥に日本海
中央奥に日本海

下に下山尾根
下に下山尾根

左奥の白いのは中央アルプス
左奥の白いのは中央アルプス

木曽御嶽山(右)も何とか見える
木曽御嶽山(右)も何とか見える

中央奥に薄く恵那山
中央奥に薄く恵那山

三周ヶ岳
三周ヶ岳

上谷山も近くに
上谷山も近くに

 県境沿いに三国岳が見えていて、体力的には行けそうな距離ですが、流石にタイムオーバーとなるので諦めます。(下写真)

県境稜線は更に北へ(右手前が三国岳)
県境稜線は更に北へ(右手前が三国岳)

 ここからが今回の核心部でした。 安蔵山への下山尾根を降りていきますが、地図で見ていてもここが無事に降りられるかがポイントなのは分かっていました。 尾根の降りかけ部分は、思った通りの急斜面で腰が引けます…。(下写真)

下山尾根は急斜面(多少緩んだところで撮影)
下山尾根は急斜面

 右から回り込むように向かいますが、この暖かさで中途半端に溶けており、スノーシューでは雪ごと滑り落ちて
いきそうです。 ペースは落ちますが、ここは安全を見て腹ばいにピッケルを刺しながら降りることにしました。 降下方向を確認しながら、暫く降りていくと傾斜も緩み後は正面を向いて駆け下りていきます。(下写真)

ここまで来れば安心
ここまで来れば安心

一気に降りる
一気に降りる

 山頂から20分ほどで危険地帯を過ぎて、後は安蔵山までブナの疎林や展望を見ながら歩いていきました。(下写真)

暫くは横山岳を見ながら
暫くは横山岳を見ながら

山頂を振り返る
山頂を振り返る

ここからは高低差の少ない歩きに
ここからは高低差の少ない歩きに

30分ほどでここまで
30分ほどでここまで

1048m(崩壊地)ピークより低く
1048m(崩壊地)ピークより低く

 959mピークを右から廻り込み越えると、緩やかな傾斜となりブナも多くなっていきました。(下写真)

959mピーク
959mピーク

何故かハゲ山
何故かハゲ山

ここからブナ林帯
ここからブナ林帯

 ここからは高低差の少ない尾根道となりますが、ここも距離は長いので「左千方」から1時間半ほどで、三角点峰の谷山に到着しました。(下写真)

暫くは変化のない平坦地
暫くは変化のない平坦地

922mピーク付近
922mピーク付近

次第に雲が厚く
次第に雲が厚く

前方に谷山
前方に谷山

ブナに別の木が寄生?
ブナに別の木が寄生?

谷山のブナ
谷山のブナ

谷山の山名板
谷山の山名板

 ここまでもブナはありましたが、この前後から大木が目立ち始めます。 一旦下りとなりますが、また平坦地となりました。 ここまで「左千方」から休憩無しで歩いていたので、ブナの巨木が目立つ付近(810mピーク手前)で休憩としていきました。(下写真)

下りに
下りに

また暫くは平坦な道に
また暫くは平坦な道に

ここからこれが目印に
ここからこれが目印に

安蔵山(中央奥)はまだ遠く
安蔵山(中央奥)はまだ遠く

ここで右に折れ
ここで右に折れ

次第に登りとなる
次第に登りとなる

へし折れたブナ
へし折れたブナ

ここで小休止
ここで小休止

 一時は陽射しが暑くどうなるかと思いましたが、幸い「左千方」を過ぎた頃からは予報通り天気は下り坂で、陽が陰り暑さはしのげていました。 それでも流石に疲れが出だし水分補給後は、800mまで落ちた標高を900mの安蔵山まで登り返しました。(下写真)

根こそぎ倒れた跡
根こそぎ倒れた跡

よいブナ林が続く
よいブナ林が続く

この先登り返しに
この先登り返しに

思ったより緩斜面
思ったより緩斜面

ヤドリギが多く
ヤドリギが多く

上谷山(右)の南西尾根
上谷山(右)の南西尾根

 急斜面の登りが2箇所ありますが、見た目ほどの斜面でも無くスノーシューのヒールリフターで快適に登っていけました。(下写真)

安蔵山への最後の登り
安蔵山への最後の登り

横山岳(右)と神又峰(左)
横山岳(右)と神又峰(左)

 そして「左千方」から2時間半ほどで、安蔵山に到着しました。 山頂には、何も無く樹林に覆われ展望もなく地味な山でした。(下写真)

安蔵山のブナ
安蔵山のブナ

何もない安蔵山の山頂
何もない安蔵山の山頂

 まだ日没までは1時間半ほどありますが、暗くなる前にと休憩する間も惜しんで、下山を開始します。(下写真)

山頂からは南に僅かな展望
山頂からは南に僅かな展望

ここに来てテープ(下山尾根方面)
ここに来てテープ(下山尾根方面)

 南に長い尾根を降りていきますが、ここまで見られなかったテープなども多く、迷うことはありません。 基本的に緩斜面を降りていきますが、当初予定していたコース(橋へのダイレクト降下)は雪が少ないのと、途中で日没となった場合に危険だとの判断で、一般コース(夏道)で降りることにしました。(下写真)

緩やかな斜面を一気に下る
緩やかな斜面を一気に下る

長い尾根を下る
長い尾根を下る

最後に左千方(中央奥)の眺め
最後に左千方(中央奥)の眺め

一般登山道?なので印が多い
一般登山道?なので印が多い

細尾根の下りに
細尾根の下りに

700m付近の緩斜面
700m付近の緩斜面

横山岳も見納めか
横山岳も見納めか

急斜面に
急斜面に

小枝が邪魔に
小枝が邪魔に

 夏道のコースは、事前に簡単に調べただけで降り口が分からないので、左に植林が見えた辺りで適当に降りていきました。(下写真)

ここで左の植林帯へ
ここで左の植林帯へ

緩やかな斜面を下る
緩やかな斜面を下る

 植林帯と合流し、その中を降りていくと、急斜面ですが下に林道が見えてきました。(下写真)

植林帯の中を降りる
植林帯の中を降りる

下に林道が見えて
下に林道が見えて

 滑るように降りていくと、安蔵山から45分ほどで林道に出合いました。(下写真)

林道に合流
林道に合流

後は長い林道歩き
後は長い林道歩き

 斜面からの雪解け水を飲み喉を潤すと、後は長い林道歩きとなりました。 この林道は大きく迂回しており、少しでも短くと橋への最短ルートを計画していましたが仕方がありません。 まずは県道出合まで向かいますが、案の定 雪崩(滑り台)などで簡単には通してくれません。(下写真)

ここが本来の登山口
ここが本来の登山口

何箇所か雪崩跡
何箇所か雪崩跡

この暖かさで雪解けが進む
この暖かさで雪解けが進む

 幸い、最近歩かれた足跡が安蔵山からここまで薄く残っていたので、その跡を使わせて貰います。 結局スピードに乗れず予定よりも大幅に遅れ、高時川を渡る橋まで45分も掛かり、綺麗な夕焼けとなっていました。(下写真)

夕焼け
夕焼け

明るいうちに県道に合流
明るいうちに県道に合流

橋を渡る
橋を渡る

ここは田戸地区
ここは田戸地区

 それでもまだ明るかったので御の字でしょう。 暗くなる前にと、ザックからヘッドランプを取り出し装着して行きました。 上部にガードレールが見えたので、そちらに向かいますが、地図で確認するとこれは林道のようです。 すぐに下に戻り、本来の道を進んでいきました。(下写真)

上は林道…
上は林道…

 初めからこうなる事は分かっていましたが、すぐに日が落ちて真っ暗闇の県道をトボトボと歩いていきます。(下写真)

小原地区(日没)
小原地区(日没)

丹生ダム予定地(その後撤回に)
丹生ダム予定地(その後撤回に)

 幸い、スキー跡やスノーシュー跡が僅かに残っており、その上は固く締まっているので歩きやすいです。 しかし、大半は5cmほど沈み込むので、思ったほどスピードも出ませんでした。 雲があり月も出ない闇夜を歩くこと、1時間10分でようやく北海道トンネルの反対側に到着しました。 この道も、もっと手前から除雪しているかと期待していましたが、そのようなことは無く結局橋から先が溶けているだけです。 ここで装着後初めてスノーシューを脱ぐと、不気味なトンネルをくぐり抜け、明るい集落に無事到着しました。(下写真)

二時間掛けてようやくトンネル入口
二時間掛けてようやくトンネル入口

今回の反省点は、
・特にありませんでした。 暗くなるのは想定済みでしたが、思ったよりも時間が掛かってしまいました。

 次回ですが、長距離歩きの疲れもあるので、鈴鹿のお花見登山を計画しています。


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コメント 2

コメントの受付は締め切りました
joyclimb

横山岳からの眺望、素晴らしいですね。
歩いてきたコースが一望できる場所があるのはいいですね。
by joyclimb (2018-03-13 00:53) 

おど

joyclimbさん、返信遅くなりました。
 後ろを向いて歩いてきたコースが一望できるところはいいですね。 特に遠くに見えていると、ここまで歩いて来たのかという充実感で一杯になります。
by おど (2018-03-18 14:19)