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[登山] 大峰山脈 上谷から山上ヶ岳・大普賢岳周回 [登山]

 今回は、いつもの同行者と一緒に個人的に懸案となっていた大峰山脈の「山上ヶ岳(さんじょうがたけ)」と「大普賢岳(だいふげんだけ)」間の大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)を繋いできました。 どちらの山も別々に登っていますが、その間の道は歩いたことがなく、特に柏木(かしわぎ)からの柏木道を歩いてみたいと思っていたので今回のコースとしました。
 前日までの天気の回復が遅く、山上ヶ岳では残念ながらガスで展望はありませんでしたが、その後は徐々に回復傾向となり「大普賢岳」や「伯母谷覗(おばだにのぞき)」からは、大台ケ原なども望めました。

関連リンク
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伯母谷覗からパノラマ

大峰山脈
上谷から山上ヶ岳・大普賢岳周回
日付2015年09月19日(土)
天気曇り時々晴れ
山域大峰山脈
場所奈良県吉野郡川上村大字上多古
距離24.5Km
累積標高+2100 -2100m
時間10時間10分
人数2名
撮影枚数0956枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0104枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0220枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
C(阿古滝道は初心者危険)
展望
(A:良い~E:なし)
B
見どころ世界遺産、奥駈道、大峯山寺、阿古滝、伯母谷覗
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:10425m0.0Km上谷分岐駐車地 出発
06:55 (00:45)600m3.3Km矢納谷出合(林道終点)
09:05 (02:10)1270m6.0Km阿古滝
10:05 (01:00)1668m6.5Km投地蔵辻
10:35 (00:30)1719.2m8.6Km山上ヶ岳 周遊
11:00 (00:25)1719.2m9.5Km山上ヶ岳 出発
11:05 (00:05)1696m9.6Km岩場展望地 昼食休憩
11:25 (00:20)1696m9.6Km岩場展望地 出発
12:15 (00:50)1656m12.6Km阿弥陀ヶ森分岐
13:05 (00:50)1779.9m14.4Km大普賢岳 休憩
13:20 (00:15)1779.9m14.4Km大普賢岳 出発
14:00 (00:40)1656m16.2Km阿弥陀ヶ森分岐
14:15 (00:15)1570m17.1Km伯母谷覗 休憩
14:30 (00:15)1570m17.1Km伯母谷覗 出発
15:30 (01:00)936m21.0Km天笠平
15:50 (00:20)809m22.0Km上谷分岐
16:05 (00:15)583m22.7Km上谷
16:30 (00:25)425m24.5Km上谷分岐駐車地 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20150919_map.jpg

※今回のコースは、稜線までの阿古滝道以外は良い道が続くので、前半を中心に詳細に説明します。

 同行者はまだ奈良県の山(大峰や台高)へ行ったことがありません。 そろそろ難度が高いところも大丈夫だろうと、地図では破線路となっている道を辿り山上ヶ岳へと向かうことにします。
 登山口となる上谷(こだに)まで2時間半と見て、3時半に出発しました。 世間では連休初日ということもあり、高速道路はトラックに加えて一般車もいつもより多めでした。 久しぶりの東名阪道路を通り、亀山から国道25号線を奈良方面へと向かいます。 1時間半ほど走った所で針ICで降りて、走り慣れた道を宇陀方面へと南下して行きました。 峠を越えて宇陀市内に入った所で、反対車線に鹿が一頭車にはねられ?横たわっており驚かされます…。

 その後も順調に南下して、ほぼ予定通り川上村の柏木手前に到着しました。 事前に調べておいたので、橋を渡った先で右折して「上谷(こだに)」の衆楽方面へと向かい川沿いの細い道を奥へと走らせます。 左折路と分岐した所で、左折して暫く走らせた所の路肩に駐車して行きました。 早速準備して先ほどの分岐まで歩いて戻ります。(下写真)

上谷(こだに)分岐(直進する)

 分岐を左に曲がり川沿いに進んでいきました。(下写真)

上多古川(こうたこがわ)沿いに進む

 道の開けたところからは、右前方には「勝負塚山(しょうぶづかやま)」 が近くに見えています。(下写真)

勝負塚山(右)

 右手に赤い橋が見えてきて、勝負塚山の標識が立っています。 この橋を渡り奥の堰堤から直登するコースがあるようですが、またの機会とします。(下写真)

勝負塚山への分岐(右手に赤い橋)

 沢からの湿った空気で、道沿いにはアケボノソウが多く見られました。(下写真)

アケボノソウ

 また、左斜面を見ると真新しい作業用のモノレールが停車していました。 モノレールの軌道は、急斜面を上まで向かっているようです。(下写真)

モノレール

 更に進むと前方の斜面で邪魔されていた「山上ヶ岳」方面(西ノ覗付近)が見えてきました。(下写真)

奥に山上ヶ岳が見えてくる

 ここまで林道を歩いていますが最近整備された形跡があり、沢側の路肩はシッカリと整備され、舗装もし直されていました。(下写真)

よく整備された林道

 勝負塚山の横を通りぬけると、林道も終盤となります。(下写真)

勝負塚山を仰ぐ

 車が一台路肩に止まっていますが、人の姿は見えません。 沢登りか釣りの人でしょうか? 道の横に滝を見た所で舗装路は終わり、朝方通過したと思われる轍が目に付きます。(下写真)

行人滝

未舗装路に

 そして出発から40分ほどで、林道終点の「矢納谷出合」に到着しました。(下写真)

矢納谷出合

 ここで直進する矢納谷と向かわず、右手の網状の橋を渡って行きます。(下写真)

右手の橋を渡る

 草が生い茂っていますが、踏み跡ははっきりしており迷うことはありません。 足元を見ると、先ほどの車の主なのか先行する人の足跡がありました。(下写真)

踏み跡を辿り奥へ

 草藪を掻き分けて気持ち左へ進むと、植林の斜面が見えてきました。(下写真)

植林に取り付く

 下草は無くなり、樹林帯の上りとなります。 ここも踏み跡を追うと程なく祠が見えてきました。(下写真)

祠に到着

 ここが初めの目的地で、この辺りで踏み跡は分散し薄くなります。 事前に調べておいたので、この祠の裏を登って行きました。 すると、どこからか踏み跡と合流し、ここから先は赤テープなども多く迷うことは少なくなりました。(下写真)

祠の裏から急登の開始

 つづら折れの道をが続くとも思えましたが、途中からは右斜面をトラバースして奥へと入って行きました。(下写真)

つづら折れの道となる

 次の目印と鳴る黄色の標識が見えてきました。 ここが「ブナ又出合分岐」で、右に行くと沢へと向かうことになります。(下写真)

ブナ又出合分岐(上へ)

 ここはそのまま直登して行きました。 すると倒木帯となりテープが少なくなります。(下写真)

倒木帯を通過

 薄い踏み跡を辿りながら倒木帯を登って行くと、巨石が立ちふさがりました。(下写真)

巨石が立ちはだかる

 ここは右から巻いた踏み跡とテープが続いているのでそれに従います。(下写真)

右から巻いて

 ここから先は急登が連続し辛い登りとなります。(下写真)

辛い急登

 黙々と登って行き標高を稼いだ所で、右斜面にトラバースする道となりました。(下写真)

右斜面をトラバース

沢を渡る

 暫く水平移動した所で「多治良淵分岐」の道標がありました。(下写真)

多治良淵分岐(左へ)

シャクナゲが多く

対岸に大きな滝(六字ノ滝?)

ワンステ尾分岐

 この辺りからこのコースの核心部となります。 右斜面のトラバース道が続きますが、沢を通過する所が崩落して迂回を余儀なくされます。(下写真)

右の巻道を進むが

 また前日までの雨や沢の流れで岩が滑りやすく、ロープもまともには無いので苦労して通過しました。(下写真)

滑りやすい難所

ここも厄介

ここは下から登り返す

 それでも時間を掛けて慎重に通過すると、無事に核心部は通り抜けました。 安心して周りを眺める余裕ができると、前方の斜面にイノシシが逃げていくのを目撃します。 同行者は山の中でイノシシを見るのは初めてなので、楽しめたようです。(下写真)

この辺りで久しぶりにイノシシを目撃

 ここまで踏み跡やテープはありますが、次第に薄くなっていきました。 地図にも「迷」のマークが付いているので納得です。 急斜面の岩の崖が多く見られだし、その間を縫うように登って行きました。(下写真)

崖下を通る

こんな感じの崖の間を登る

 崖の上に出ますがその上部にも岩が連なっています。 迂回して廻り込みザレた斜面を登っていきます。 すると後方の展望が少しだけ望め、対岸に立派な滝(六字ノ滝か?)が見えていました。(下写真)

崖の上に出る

この巨岩も右から巻いて

ザレた斜面を登る

シダの生える斜面

六字ノ滝?

 シダか生える斜面を上に向かい、暫く進んだ所で道に迷います。 と言うか、その先もトラバース道が続いているようですが、地図の破線路がすぐ上の尾根に来ているのでそちらへ向かうことにしました。(下写真)

道を見失い尾根沿いに進む

山上ヶ岳方面

登山道へ向かう

 踏み跡やテープはありませんが、人が通ったらしき跡は残っています。 少し登ると左から良い道が合流し、登山道と合流しました。(下写真)

登山道に復帰

 この感じだと、辺りの斜面や尾根に幾つか道が通っているようです。 傾斜が緩み、沢を越える所も急ではなくなりました。(下写真)

何度目かの沢を渡る

 途中、目印となる古い缶を見たところで、阿古滝方面へと少し方向を右よりに修正します。(下写真)

岩尾根の先を通る(登りません)

 そして出発から3時間ほどと予定通り、阿古滝の上部に到着しました。(下写真)

阿古滝に到着

 滝の横から滝壺を覗きますが、50mの落差に目がくらみます・・・。 また、滝にある岩の上には仏像とここも修行場(滝の下を覗く?)なのか、鎖が垂らされていました。(下写真)

滝上の岩に仏像と鎖

滝壺を覗く

滝の上部1

滝の上部2

 滝の周辺は快適な所で、水場もあるのでテント場としては最高でしょう。 テープを見失ったので、適当な所で滝に流れる沢を渡り、対岸の尾根を登っていきます。(下写真)

対岸に渡り尾根へ登る

 尾根筋に出ると、赤テープが幹に巻き付いています。(下写真)

尾根にテープ

キノコが目立つ

 明確な尾根道となり、迷うことも無いので安心して上部へと登っていきました。(下写真)

明確な尾根道となる

 木々の間から後方にピークと険しい岩が見えてきました。 後で確認すると東ノ覗岩付近のようです。(下写真)

東ノ覗岩か?

 右斜面の傾斜が緩み広い尾根となっていきます。 右に山上ヶ岳と思われる山を見ながら、ジリジリと登っていきます。(下写真)

広い尾根となる

標高1500m辺りから急登

 再度傾斜がキツくなり、シャクナゲが邪魔し始めます。(下写真)

シャクナゲの薮

 道もシャクナゲの間を蛇行して付いており、赤テープを見失わないように登って行きました。(下写真)

傾斜が緩み始める

 上部が明るくなり稜線まではもうすぐとなります。 同行者はこの急登でペースが落ちているので、山上ヶ岳の見える展望地で写真を撮りながら暫く待ちます。(下写真)

稜線は間近

山上ヶ岳近影

 同行者が登ってきた所で、稜線に出ました。 しかし、テープは左へ向かっていたようで、右の山上ヶ岳と逆方だったので、そちらに無理に向かいます。
 シャクナゲや岩に邪魔されながらも、そこを通過すると左下の登山道と合流しました。(下写真)

奥駈道に合流

 ここからは一般道(大峯奥駈道)となるので、良い道が続きます。(下写真)

山上ヶ岳へ向かう

 少し進むと逃げる鹿を2頭見かけました。 一頭はジッとこちらの様子を伺っているので、こちらもズームで写真を撮っていきました。(下写真)

鹿とにらめっこ

 その後も、緑の濃い道を山頂に向かって歩いて行きました。(下写真)

雰囲気の良い森

笹尾根を進む

古道の雰囲気

 途中、弥山と八経ヶ岳が湧き出す雲間から見られました。(下写真)

弥山・八経ヶ岳

 前方に大きく山上ヶ岳が見えて来て、笹道からガレた岩場を通り過ぎると山頂まではすぐでした。(下写真)

前方に山上ヶ岳

後方に大普賢岳(中央奥)

岩場を通過

 稜線出合いからここまでは、30分ほどで到着しました。(下写真)

お寺が見えてきた

 山上ヶ岳へは自分は今回2度目となりますが、同行者は初めてなので一通り廻ることにしました。(下写真)

大峰山本堂

本殿

頂上1

山頂三角点

山頂三角点と湧出岩

周回コースで宿坊へ

オヤマリンドウ

日本岩へ

 生憎、山頂到着時には北から雲(ガス)が立ち込め視界はありませんでした・・・。(下写真)

日本岩

生憎のガス…(薄く紅葉)

 展望は諦めて宿坊へと向います。(下写真)

イヨフウロ

アザミ1

工事のモノレール

少し下る

宿坊横の水場

宿坊 龍泉寺

 このまま西ノ覗へ向かおうかと思いましたが、ガスが晴れそうもないので途中で引き返しました。(下写真)

大峯山寺に戻る

サラシナショウマ・シシウド・トリカブトなど

 宿坊の脇を通ります。 以前通った時は期間外で登山者以外誰もいませんでしたが、この日は白装束の方などそれなりに見かけます。(下写真)

宿坊の横を通る

宿坊が立ち並ぶ

 参道の石の階段を登り、山門を通って境内に戻ってきました。(下写真)

参道を進む

大峯山寺 山門

 以前は境内で昼食としましたが、この時期はそういうわけにも行かないので、先ほど通った岩場まで戻ることにしました。 50mほど進んだところにある斜面の日陰で展望を見ながら昼食休憩としていきます。(下写真)

大普賢岳を見ながら昼食

 山の上はすっかり涼しくなり、カップ麺でも暑くない時期となりました。 定番のカップ麺とコンビニのおにぎりで手早く昼食を取ると、下山予定の分岐(阿古滝分岐)まで向います。 分岐近くには「投げ地蔵」と書かれた古い標識がありますが、それらしき自走は見当たりません・・・。(下写真)

投げ地蔵

 その先で、阿古滝分岐の標識がある所に到着しました。 行きに通り登山道に復帰したところからは、右手(東)側に少し降りた所だったようです。(下写真)

阿古滝分岐

 ここから1616m地点まで少し降りる道となりました。 しかし、一枚岩の湿った滑りやすい所があり、岩の合うに足を置くと間違いなく下まで滑って行きそうです・・・。 草の生え際を歩いて降りて暫く良い道を進んでいくと、「小笹宿」に到着しました。(下写真)

滑りやすい一枚岩を下る(下から撮影)

景色を見ながらの縦走

歩きやすい道が続く

奈良市街地方面

歩きやすい道が続く

役小角の像?

小笹宿

 ここも修行場となっており、真新しい護摩を炊いた跡がありました。(下写真)

ここも修行場

 ここには水場もあり古い石の階段にも水が流れていました。(下写真)

水が流れる階段

右に

 階段を登り、竜ヶ岳の左斜面をトラバース気味に進んで行きます。(下写真)

竜ヶ岳(右)をトラバース

 尾根道となると右手に大普賢岳が近くに見えてきました。(下写真)

大普賢岳が近くに

稜線沿いの緩やかな道

 ピークを右から巻く道となり、その途中に女人結界門がありました。 ここまでの道は、全て女人禁制となっているようです。(下写真)

女人結界門

柏木分岐

登山者へのお願い(女人結界について)

 ここが下山予定の柏木道との分岐となっていました。 登山地図でここから大普賢岳までの時間(往復約2時間)と同行者の体調を確認し、予定通り向かうことにしました。 一旦標高を80mほど落とします。(下写真)

標高を落とす

 途中の岩場手前に「脇ノ宿跡」と書かれた標識が立っていて、それらしき跡がありました。(下写真)

脇ノ宿跡

宿坊跡?

 宿坊跡から更に下りていき、鞍部付近に来ると細尾根になりました。 左側の展望が開け、遠くに台高山脈が近くには和佐又山が見えていました。(下写真)

和佐又山(中央手前)と台高南部の山々

 また、大普賢岳の北には尖った岩峰(名前は知りません)が見られました。(下写真)

大普賢岳北部の険しい岩峰

大台ヶ原方面の展望が開く

 次第に広い道となり、どこでも歩いていけそうです。(下写真)

苔むした道となる

 シャクナゲが多い道となる手前に、 経函石(きょうばこいし)分岐の標識が立っていました。(下写真)

経函石(きょうばこいし)分岐(直進)

 ここは、直進して山頂方面に向かいます。 手前のピークに登り、その先の岩を越えて和佐又との分岐に到着しました。(下写真)

手前のピーク(小普賢岳)に

稜線沿いの道に

和佐又ヒュッテ分岐(山頂へは稜線沿いを進む)

 以前、和佐又方面から来た時は、もっと岩場が多かった気がしますが、このコースには危険箇所はありません。 この分岐には迂回路もありますが、当然ここは山頂へと稜線沿いに登って行きました。(下写真)

山頂まであとすこし

 ひと登りすると前方が開け、呆気無く山頂に到着しました。(下写真)

大普賢岳山頂

歩いてきた稜線を望む(左に竜ヶ岳)

 山頂には休憩中の女性登山者が二名と、沢山の残置ザックが置かれていました。 八経ヶ岳方面などはガスで覆われていますが、それ以外は雲が流れ展望はそれなりに見られます。(下写真)

山上ヶ岳(右)と稲村ヶ岳(左)

大台ヶ原方面

南方面(霞で海は見えず…)

弥山・八経ヶ岳方面は最後までガス…

 ここで展望を眺めながらおやつのフルーツゼリーを食べていきました。 この後は伯母谷覗(おばがたにのぞき)を経由して、柏木方面へと下山します。(下写真)

伯母谷覗(中央の白い岩場)

 先ほどの道を柏木道の分岐まで戻ります。(下写真)

平坦地が続く

伯母谷覗が近くに見える

 柏木道分岐は、少し登り返す必要があるので、手前から草地の斜面をショートカットして行きました。(下写真)

ショートカットで阿弥陀ヶ森へ向かう

 登山道に復帰しますか゛、この辺りが阿弥陀ヶ森(あみだがもり)と呼ばれるところでしょうか?(下写真)

登山道に復帰

伯母谷覗(白い部分)へ降りる

 ピークを巻いて歩いて行くと、下山尾根が右手に見えて来て道もそちらへと降りていきます。 尾根沿いのしっかりした道となると、速度を上げて歩いて行きました。(下写真)

下山尾根へと進む

尾根沿いとなる

柏木道 七十八丁(約8.7Km)

 程なく地図より手前で「伯母谷覗」に到着しました。 下を覗く勇気はありませんが、近くに大普賢岳と左奥に大台ケ原の展望を見ながら最後の休憩としていきます。(下写真)

伯母谷覗は展望地

伯母谷覗

大普賢岳(左)を望む

大普賢岳(右)・和佐又山(左)

伯母谷覗からパノラマ

?1ミナマママコナ

 ここが今回のコースで一番訪れたかったところなので、満足行くまで滞在します。 そしていよいよ下山を開始しますが、地図では稜線沿いとなっている道ですが、実際には来た方面に鋭角に折れていきました。(下写真)

柏木方面へ向かう(折り返す)

 これでいいのかとも思いますが、良い道が続いており石の道標もあるので間違い無さそうです。 沢沿いの道となり、水が流れているので必要ありませんが、ペットボトルに汲んでいきます。(帰宅後、結構ゴミが浮遊していたので捨てましたが・・・)(下写真)

沢沿いに下る

 この辺りが地図で「アスカベ平」と書かれている所のようです。 平らな道を歩いて行くと、唐突に道は落ち込んだ崖へと下りて行きます。(下写真)

アスカベ平

ここから急な斜面を下る

 岩崖が沢に削られ、石の階段が作られていました。(下写真)

沢沿いに岩の多い道を進む

?2サンインヒキオコシ?

 滑らないように下りていくと、左斜面をトラバースするよい道がつづいていました。(下写真)

すぐに良い道となる

 道には1丁毎に丁石があり、柏木へと次第に数が減っていきます。(下写真)

七十二丁

 樹林の間から左後方を振り返ると、先ほどのアスカベ平を取り囲む崖がよく見えていました。(下写真)

この辺りは崖が多い

 沢の石の階段以降は良い道が続き、植林帯の長い下りですが足には優しい道でした。(下写真)

歩きやすい道が続く

次第に植林が多くなる

左(北)斜面沿いの道が多い

 途中、一箇所だけ斜面が崩壊し、その上をロープに従い迂回路がつけられていました。(下写真)

道が崩壊し迂回路へ

 中盤のピーク付近から、作業用の鋼鉄製のロープが延々と垂れていました。(下写真)

鋼鉄のロープが続く

高低差が少ない(ピークを巻く)

?3キッコウハグマ

間伐林の中を進む

北の尾根に入らないように注意

 伐採林を通り、手前の尾根をパスして進んでいくと、前方左下に目指す「上谷」の集落が見えてきました。(下写真)

下に上谷集落が見えてきた

?4ヒヨドリバナ

 岩の間を抜けて鞍部へと下りていくと、そこが「天竺平(標識)/天笠平(地図)」と呼ばれる所でした。(下写真)

石の多い道を降りる

ここにもモノレール軌道

天竺平(天笠平)

暫くは平坦地が続く

 平坦地を通り抜けると、急な道を分岐へと下りて行きました。(下写真)

分岐へと下りていく

 どこからともなく電柱が現れます。 その奥が尾根道の末端で、左右にそれぞれの集落へと降りる道が続いていました。(下写真)

こんなところに電柱(電気)

上谷と柏木分岐(左へ)

朽ち果てた祠

 ここは左の「上谷」へと降りて行きます。 樹林帯の急斜面となり、つづら折れに標高を落としていきます。(下写真)

植林帯を下る

急斜面をつづら折れに

 下が明るくなり、集落の雰囲気とどこからともなく線香の匂いがしてきました。(下写真)

集落へ

 栗林を抜けると、右手に墓地があり、どなたかお参りしていました。(下写真)

栗林を抜ける

右奥に御墓を見て

 作業道と合流したところで、左に折れて集落の待ったへと向います。(下写真)

右手から降りてきた

  久久能智神社の前に出た所で、舗装路と合流しました。 集落の様子を確認したところで、車道を歩いて駐車地へと戻りました。(下写真)

久久能智神社(くくのちじんじゃ)

上谷集落

?5サルスベリの花

車道を下りていく

 今回の反省点は、
・特にありませんでした。

 次回ですが、天気の関係で日曜日に関西地方の山へ行く予定です。(天気の回復が早い場合は、行き先が変わるかもしれません)


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OJJ

この山塊で25キロですか・・想像を絶します!その昔奥駆道の頃の修験者でも絶句したんでは・・
by OJJ (2015-09-24 22:29) 

joyclimb

伯母谷覗、切り立ち、恐そうな場所ですね。
?5、サルスベリの花によく似た花ですね。

by joyclimb (2015-09-25 01:40) 

おど

OJJさん、コメントありがとうございます。
 24.5Kmですが、前後の車道歩きが5Kmほどあるので、実質は20Km以下でした。 険しいところもありますが、登山道は上手く付けられているので、それほど大変では無かったです。 最後の柏木道も、今まで歩いた登山道としては最高に歩きやすくていい道でした。

joyclimbさん、コメントありがとうございます。
 伯母谷覗、強い風が谷寄りに吹いていたので怖かったですよ。(笑) サルスベリの花、間違い無さそうなので修正しました。 ありがとうございます。

by おど (2015-09-25 12:22) 

g_g

相変わらずのロングでのトレッキングですね。
?1はママコナ、 ?2はイヌヤマハッカでしょうか、 ?3はハグマ系の感じですが葉はどんな形でしたでしょうか・・・?4はヒヨドリバナかな?・・・自信が無いので検索してみて下さい。
by g_g (2015-09-25 16:47) 

よしころん

道路や登山道に倒れたシカ、こちらでもたまに見かけます。
アケボノソウはそちらでも当たり年だったようですね^^
by よしころん (2015-09-25 18:26) 

tochimochi

今回もロングトレイルですね。
同行者の方は大変だったでしょう。
伯母谷覗の絶壁は近寄りがたいですね。
アケボノソウはまだ見たことがありません。
可憐な花ですね。

by tochimochi (2015-09-26 08:16) 

山子路爺

大峯奥駈道はいつかは辿りたいですね。

by 山子路爺 (2015-09-28 10:54) 

mimimomo

こんばんは^^
登山道は何やらそれらしくなく難しそうですが、頂上は立派ですね^^
道がいくつもあるのかしら。
お花もあまり見かけないようなものがあって楽しめますね。
by mimimomo (2015-09-28 18:37) 

nousagi

イノシシも、逃げていってくれればいいですが
対面すると怖いですね。
アケボノソウって独特ですね。
まだ見たことがありません。
by nousagi (2015-09-29 11:32) 

おど

g_gさん、コメントありがとうございます。 返信が遅くなりました。
 花の名前ありがとうございます。 余り見かけない花ばかりで、名前がわかりませんでした・・・。

よしころんさん、コメントありがとうございます。
 道路に倒れた鹿、初めて見ました。 登山道というか、山で白骨化したのは何度か見かけていますが。 アケボノソウ、今まで余り見かけていないので、今年は多いのでしょうね。

tochimochiさん、コメントありがとうございます。
 同行者も長距離は次第に慣れてきたようです。(笑) 次回行く予定のコースも長めですしね。

山子路爺さん、コメントありがとうございます。
 関東以北からだと、この山域は遠過ぎますねぇ。 大峰山へは登られているのでしょうか?

mimimomoさん、コメントありがとうございます。
 往路の登山道は廃道一歩手前ですね。 これ以外の道が一般的で、どの道もよく整備されています。 この時期の花は、まだ分かりませんねぇ。

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 イノシシ、目の前をよぎられたことは何度もありますが、ビックリしますね。 アケボノソウ、綺麗な花で好きになりました。


 
by おど (2015-10-01 22:46) 

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