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[登山] 2013年秋の鈴鹿 釈迦ヶ岳・ハト峰・ブナ清水・ハライド周回登山 [登山]

 今回は、「三ノ峰」に一緒に行ったメンバーと、前回「越百山」と「南駒ヶ岳」に行ったメンバーそれに1名を加えた総勢7名で、鈴鹿の朝明渓谷を出発点として「釈迦ヶ岳」から「ハライド」まで周回で歩いてきました。
 これだけの大人数では色々と制約が出て、余り天気の期待できない日の山行となりましたが、急激に天気は回復し朝から青空も望むまずまずの天候となり、紅葉を見ながらの山行となりました。 しかし、午後に入って突然の雨や木枯らし1号の暴風も吹き荒れて、思い出深い登山となりました。

関連リンク
 2013年04月20日 [登山] 2013年春の鈴鹿 ハライド・国見岳・上水晶谷・ブナ清水周回登山
 2011年04月24日 [登山] 鈴鹿 銚子ヶ口・雨乞岳・ハト峰周回登山
 2010年08月29日 [登山] 愛知川・釈迦ヶ岳周回登山
 2010年05月15日 [登山] 鈴鹿 腰越谷・ハライド・南コブ・風越峠・ネコ周回登山
 2009年12月27日 快晴の雨乞岳周回縦走

金山から釈迦ヶ岳方面のパノラマ

2013年秋 鈴鹿
釈迦ヶ岳・ハト峰・ブナ清水・ハライド
周回登山
日付2013年11月04日(月) 祝日
天気曇りのち晴れ、午後に通り雨と強風
場所三重県三重郡菰野町大字千草
距離14.1Km (内1.9Km車道・林道歩き)
累積標高+1707m -1707m
時間09時間10分
人数7名
撮影枚数399枚(FinePix XP200)
003枚(DSC-TX300V)
000枚(NEX-5)
登山難度(A:安易~E:高度)B(スリップ、滑落注意)
概略 。
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
07:10429m0.0Km朝明駐車場 出発
07:30 (00:20)445m1.1Km中尾根登山口
08:05 (00:35)651m2.2Km庵座ノ滝付近
09:20 (01:15)1097.1m3.5Km松尾尾根頭(釈迦ヶ岳最高点)
09:30 (00:10)1092.2m3.8Km釈迦ヶ岳(三角点) 休憩
09:40 (00:10)1092.2m3.8Km釈迦ヶ岳(三角点) 出発
10:05 (00:25)1057.7m4.7Km猫岳
10:50 (00:45)823.1m6.4Km羽鳥峰 昼食休憩
11:50 (01:00)823.1m6.5Km羽鳥峰 出発
12:15 (00:25)905m7.5Km金山
12:50 (00:35)951m8.7Km水晶岳 (5分休憩)
13:10 (00:20)804m9.5Km根の平峠
13:40 (00:30)937m10.3Kmブナ清水 (5分休憩)
14:20 (00:30)1092m11.0Kmヤシオ尾根合流
14:25 (00:05)1021m11.3Km藤内小屋方面分岐
14:35 (00:10)961m11.5Km道間違い転進
15:10 (00:35)837m12.2Km腰越峠
15:20 (00:10)908m12.3Kmハライド 休憩
15:30 (00:10)908m12.3Kmハライド 出発
16:05 (00:35)523m13.4Km林道出合(ハライド登山口)
16:20 (00:15)451m14.1Km朝明駐車場 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20131104_map.jpg

 今回は総勢7名で登山することになりました。 当初は福井県勝山の「経ヶ岳」の予定でしたが、全員の都合がよい11月4日の祝日は天気が悪い予報となりました。 そこで比較的天気の回復が早い予定となっていた三重県の鈴鹿へ行くことにしました。
 自分と前回の中央アルプスへ行ったメンバー以外は、初めての鈴鹿と言うことなので山域に迷います。 普通であれば「御在所岳」か「藤原岳」とするところですが、体力のあるメンバーとなる予定なので展望と黄葉を期待して「釈迦ヶ岳」から「根の平峠」への周回コースとします。

 当日は予想通り朝方まで雨が降り続き、自宅を出発する5時前までは霧雨が降っていました。 同行者を迎えに行ってから集合場所となる「御在所サービスエリア(SA)」へと向かいます。 道中も所々で雨は降っていますが、明るくなり始めた空を見ると雲は薄くなり所々で青空も見えてきていました。
 御在所SAに予定通り到着し、他の5名の到着を待ちます。 5名とも岐阜県内から来ますが、予定通り到着し6時20分にはSAを出発しました。

 四日市ICで降りると「朝明(あさけ)渓谷」へと向かいます。 すっかり雨が上がり雲も高速で流れていき、晴れ間が覗いてきていました。 まだ交通量の少ない菰野(こもの)の市街地を抜け県道762号線を通り、朝明駐車場に予定より5分ほど遅れて到着しました。 すっかり明るくなっているので、駐車場には10台ほど車が停まっています。(下写真)

朝明駐車場

 真新しいトイレに寄ってから出発の準備をして行きます。(下写真)

駐車場の真新しいトイレ

 予定より10分遅れの7時10分に出発しました。 「釈迦ヶ岳」への登山路はいくつかありますが、登山を初めて半年も立たない2008年12月に初めて登った「庵座(あんざ)谷コース」を登ることにします。 その時は2008年の台風被害で大荒れの谷間の道無き道を辿って行きましたが、それ以来のこととなります。
 バス停の左横に通路があるようですが、渡渉の心配があると思い、朝方まで雨が降っていたこともあり大廻りで歩いて行きました。(下写真)

林道からハライド(中央)を望む

 しかし、奥のキャンプ場まで進むとその心配はなく、対岸に林道?が通っていて、そこで合流していました。 10分ほどの大廻りをしてしまいましたが、ウォーミングアップ(足慣らし)と考え諦めます・・・。
 橋を渡る手前に「中尾根道」への分岐がありますが、ここで全員に合意をとり予定通り「庵座谷コース」を進むことにしました。(沢沿いの道で雨で水量と岩が濡れているのが気がかりでしたが、沢水に濁りも無いので決行しました) 

中尾根登山口

 暫くは奥の堰堤まで広い林道を歩いていきます。 巨大堰堤を通り抜けると、右下の沢へと登山道は続いていました。(下写真)

巨大な堰堤の横を抜ける

ここから本格的な登山道(右下の沢へ)

 ここで沢を渡り対岸へと進みますが、やはり水量が多く岩も濡れているので慎重に岩を選んで渡り切ります。 対岸へ渡ると本格的な山道の始まりとなります。 踏み跡を辿り石の多い道を進んでいきますが、山腹にはまだ朝方のガスが残っていました。(下写真)

ガスのなかを進む

 庵座谷が蛇行する所をショートカットして抜けていきます。 所々にロープがあるザレ場の横を所を通り小峠と呼ばれる所を乗越して行きますが、全体的に翌整備されているので問題なく進めます。 暫く進むと、視界が開け前方に「庵座ノ滝」が見えてきました。(下写真)

紅葉と庵座ノ滝

 当初は滝まで行こうかと話していましたが、滝へと向かう道とロープ、それに滝壺へ登る岩場を見て(雨で濡れていたこともあり)やめる事にしました。(下写真)

滝への道(中央のロープで降りる)

 ここから見る滝も、紅葉が映えて十分に綺麗です。 ここからも沢沿いに左岸を進みますが、滝の上へと高巻くことになります。 その道は脆い岩場を登る事になりますが、沢山の足あととロープがありそれほど怖くはありませんが、下りには利用したくない道です・・・。(下写真)

ガレの登り

 紅葉を見ながら進み、沢を右岸へと渡ると谷幅が広がり大きな岩が点在する道となりました。 岩の上を飛び石で歩いて行くと、谷が二股へと分かれます。 初めて登った時は、大荒れの谷でテープや踏跡が見当たらずに、左の沢へと入り遠回りをした覚えがあるので、ここは素直にテープと踏み跡を辿り右へと進んでいきました。(下写真)

紅葉と青空

見事な紅葉

 その後も谷の奥へと進みますが、暫く進むと二段の滝が現れました。 ここは左の涸れた沢跡を登っていきますが、岩場の急登となっています。 しかし、ここもロープや足跡がしっかりついており、落石に注意して登れば見た目ほど危険ではありませんでした。(下写真)

二段の滝

左の岩場を登る

 ここを登り切ると、パイプ堰堤が見えてきました。(下写真)

奥の堰堤

 堰堤の手前右側に道は続いており、ここで再度「中尾根」との分岐となっていて、すぐ上にその尾根が見えていました。(尾根まで5分)

最後の中尾根分岐

 この先は岩場の登りもある難所となっているので、皆に確認してこのまま険しい道を進んでいきます。 支尾根に取り付くと標高を一気に上げていきました。(下写真)

紅葉を見ながら標高を上げる

 途中草付きの斜面を登っていきますが、ここからの展望は素晴らしく間近に猫岳や大蔭(おおかげ)のガレ、それに御在所岳方面などが見られます。(下写真)

支尾根へと登る

山腹の紅葉

山頂が見える

猫岳(左)と紅葉

山頂(最高点)直下

大蔭を望む

展望が広がる

御在所岳方面

 ここを通過すると再度樹林帯へと入りますが、ここからが今回の核心部となります。 両側に枝や根があるのでそれほど恐怖感はありませんが、岩場や段差の大きな抉れた道を登っていきます。 要所要所にロープは付いているので、それらを頼りによじ登り良い運動となりました。(下写真)

ここからが核心部

荒れた岩のある道を登る

 岩場の急登を通り過ぎ木々の間を登って行くと唐突にピークへと出てきました。 そこが松尾尾根頭と呼ばれる釈迦ヶ岳の最高点ですが、初めての時はこの看板はなく展望が望められる単なるピークでしたが・・・。(下写真)

釈迦ヶ岳最高点

 ここに来て初めて東側の展望を望めますが、当初はここまで天気がよくなるとは思っていなかっただけに感動モノでした。 それでも雲も多く霞んでいたので残念ながら遠望は効きませんが、贅沢ですね・・・。(下写真)

霞む展望(名古屋方面)

霞む展望(四日市方面)

 全員登り終わりじっくりと展望を見たところで、三角点のある昔からの山頂へ向かうことにします。(下写真)

三角点へ稜線散歩

 稜線沿いを進む展望の良い道を進みますが、途中に後から向かうハト峰との分岐を通過します。 真っ直ぐ進んでいくと、10分ほどで山頂に到着しました。 途中で抜かれた登山者が一人電話中ですが、ここで長めの休憩としていきます。(下写真)

釈迦ヶ岳三角点

 ここからの展望もよく、先ほどより雲も少なくなっています。(下写真)

上空は晴れているが・・・

  しかし、初めて登った時は雪を被った遠くの山々が望めたので残念です・・・。(下にその時の比較写真)

木曽御嶽山(中央)と乗鞍岳(左) ※2008年12月20日撮影

中央アルプス(左)と恵那山(右) ※2008年12月20日撮影

釈迦ヶ岳からの展望 ※2008年12月20日撮影

 晴れただけでも十分なので、下山を開始することにします。 と行っても、まだまだ先は長いのですが。 先ほどの分岐へ戻ると右のハト峰方面と向かいます。(下写真)

ハト峰分岐

※ここからブナ清水までは、過去の山行記録と同様なので、詳細はそちらを参考にして下さい。

 まずは猫岳へと一気に標高を落としていきますが、ここからの道は抉れた道が多く、木の根も多く滑りやすい下りが続きました。 暫く降りて行くと樹林帯を脱して、笹が多い道となります。 初めて歩いた時は笹が多く苦労した記憶がありますが、その後道幅が広く笹も刈られて苦もなく歩いていけました。(それを見越して雨具のズボンとスパッツを履いていましたが、意味はありませんでした・・・)

山頂方面を見返す

 その笹原の先には「猫岳」が見えています。(下写真)

猫岳へ登る

 猫岳の登りとなりますが、大した登り返しではなく坂からは紅葉と釈迦ヶ岳の展望が見られます。(下写真)

紅葉と大蔭(中央奥)

歩いた道(ガレの中央)を望む

 程なく猫岳に到着すると、展望を見ながら小休止しとしていきました。(下写真)

猫岳

 ここからはハト峰まで長い下りとなります。(下写真)

歩く稜線が見えてくる

 展望の良い所からは、鈴鹿西部の山々も見えてきていますが、やはり霞がありハッキリとは見えていませんでした。(下写真)

左からイブネ・銚子・タイジョウ・銚子ヶ口など

左から黒尾山・(微かに)日本コバ・不老堂・岳・割山など

歩きやすい笹原を進む

猫岳のガレと紅葉

 その後も展望を見ながらの稜線歩きとなり、ポカポカ陽気の気持ちのよい中を進んで行きます。(下写真)

気持ちのよい山歩き

紅葉は見頃か?

 降りて行くと樹林帯へ入っていきますが、その辺りも良い色合いに紅葉しており楽しめました。(下写真)

樹林帯もよい景色

 白滝谷との分岐を通過すると、道が不鮮明となりました。 朝明渓谷と書かれた道標に従って進んでいきますが、水の流れた溝を渡る所で難儀します。(下写真)

白滝谷分岐

 再度広い道に復帰すると、左手に朝明渓谷への道を見送りハト峰へと歩いていきます。(下写真)

朝明渓谷分岐

 樹林を抜けると目の前にハト峰(羽鳥峰)が見えてきました。 ここまで風が強めで、案の定ハト峰の花崗岩のピークも強い風で休憩には不向きだったので、少し戻った展望の良い無風地帯で昼食休憩としていきます。
 ここで新しく購入したアルコールコンロのテストを兼ねて、お湯を沸かしてカップうどんを食べようとしましたが、初めてで要領を得ずに時間がかかってしまいました。(思ったよりも燃料の消費が早かったです)

 沸かすのに手間取ったこともあり、皆さん出発の準備はとうの昔に終わり最後までゆっくりとしてしまいましたが、長い休憩後(1時間)に出発することにします。(下写真)

ピークから羽鳥峰峠を見下ろす

周りは紅葉(奥は銚子ヶ口)

羽鳥峰

 ハト峰峠で、サブプランの愛知川(えちがわ)沿いの歩きを見当しますが、このまま予定通り「根の平峠(ねのひらとうげ)」へと向かうことにしました。(下写真)

ハト峰峠

 ハト峰峠には、いつの間にか沢山の子供が登ってきています。 以前登った時も、子ども会なのか沢山の子供を見かけたので、ここまでは良いハイキングコースなのでしょう。 少し登り返して更に稜線を進んでいきます。(下写真)

羽鳥峰と上部に猫岳

羽鳥峰(左下)と猫岳・釈迦ヶ岳の展望

ひっそりと咲くリンドウ

ハライド(中央)方面の展望

釈迦ヶ岳は遥高みに

 その後も順調に標高を落として進んでいきます。 金山へと登りとなりますがすぐに山頂分岐に到着しました。 と行っても道標にマジックで「金山 一分」と書かれているだけですが、実際10mほど右に進むと切り開きがあり、そこが山頂でした。
 山頂からは展望がよく、歩いてきた道や「釈迦ヶ岳」、それに鈴鹿の北部の山々が一望に見られますが、ここも霞でハッキリしません。(下写真)

金山から左から岳・不老堂・静ヶ岳など

金山から北部の山々

金山から釈迦ヶ岳方面のパノラマ

 展望をひと通り見たところで先ほどの分岐に戻り、更に稜線を降りていきます。(下写真)

朝明渓谷が眼下に

 程なく中峠を通過すると、水晶岳への長い登りとなりました。 途中、踏跡を見失い稜線からそれますが、無理矢理進みすぐに復帰します。 尾根はクランク状になっていて、その先に水晶岳への分岐があります。(下写真)

中峠

水晶岳分岐

 右へ入り暫く進むと、遠くからも確認出来る雨量計のアンテナのある「水晶岳」に到着しました。(下写真)

水晶岳

 ここからの展望は、来る度に木に邪魔されていくような気がしますが、御在所岳方面は良く望めます。(下写真)

水晶岳より国見岳・御在所岳を望む

 水晶岳からは、先ほどの分岐から下りが続きます。 歩きづらい抉れた溝の道が続きますが、降り積もった落ち葉がクッションとなり、膝の負担は少なさそうです。 これを下り切ると根の平峠に到着しました。(下写真)

紅葉2

根の平峠

 ここで再度サブプランの「ブナ清水」と「ハライド」へ寄っていくかを、皆で検討していきました。 検討の結果寄ることにしますが、これが間違いだったようです。 朝明方面へと少し降りて行くとブナ清水への分岐に到着します。(下写真)

ブナ清水分岐

 ここから横道に入り、踏み跡とテープを辿ってゆるやかな登りを上がっていきます。 暫く登って行くと、ポツポツと水滴が落ちてきました。 風で木の葉の水滴が落ちてきているのかとも思いましたが、どうも雨が降ってきたようです。
 水晶岳に登った際、西方面から怪しい雲が接近していたのを見ていましたが、この日の天気では降らないだろうと高をくくっていましたが、後で調べてみると強い北西の風で日本海側の雨雲がこちらまで飛ばされて来ていたようです。(下写真)

黄葉を見ながら進む

踏み跡を辿る

 ブナ清水の手前で、見かけた登山者の方も急いで雨具を着ています。 まだ本降りとはなっていなかったので、そのまま歩いて行きブナ清水へと到着しました。(下写真)

ブナ清水

 ザックにはまだ沢山の水が残っていますが、折角なのでここで水を補充して行きます。 ここからも予定通りハライドへと向かいます。 すぐに本降りとなり雨具を着ていきますが、雨具を降らないだろうと一番下に詰めておいたので、着るのに手間取ります。
 東の尾根の端に出ると、ここからは南方面(右手)のヤシオ尾根(コブ尾根)に向かいます。(下写真)

右へ折れる

 暫くは登りとなりますが、前方から子ども(幼稚園児ぐらいか?)連れの登山者が三名降りてきて驚かされます・・・。 程なく尾根分岐に到着しますが、雨も降っていることなのでキノコ岩へは向かわずにハライドのある「腰越峠」へと降りて行きました。(下写真)

ヤシオ尾根分岐

 その先で、今回二度目の間違いを起こします。 笹が茂る道で、二手に分岐するところへ出てきました。 ここで右手に向かい、急斜面を降りていきます。 60mほど降りた所で、ハライドが見えてきます。 しかし、予定していた方向ではなく左手に見えたため現在位置をGPSで確認すると、別の尾根(藤内(とうない)小屋方面)を降りていました。
 このコースは最新の国土地理院の地図には乗っていますが、GPSの地図には記載されていません。 また、このコースはいつも逆コースで登っているのでこの分岐の存在を認識していませんでした。

 ここは登り返したほうが早いので、全員に戻るようにお願いします。 幸い15分ほどの登り返しで元の分岐に到着しましたが、体力を消耗されたことでしょう。(下写真)

国見岳の東尾根と奥に藤内壁

街並みと雲母峰(右奥)

 正規のルート(左手)を降りて行くと、こちらも滑りやすく危険な下りが続きます。 幸い雨は止んで青空も出てきていますが、次第に風が強くなってきていました。 前方にハライドが間近に見えてくると、峠も間近です。(下写真)

ハライド近影

 峠付近まで降りてくると、右手に先ほど間違えた道と合流するであろう藤内小屋方面の分岐がありました。 ここを通過してケルンの積んであるハライドへの登り口へと向かいますが、谷間ということもあり、強風が吹き荒れていました。
 帰ってきてからニュースで知りますが、この日の午後に関西地方で木枯らし1号が吹いたようですが、その風が鈴鹿にも吹いてきていたようです。(下写真)

藤内小屋分岐(腰越峠)

ハライドを見上げる

腰越谷は通行止

上空は晴れ渡っているが・・・(雲母峰)

 風速10m以上の風が吹き荒れる中を、狭い道を歩いていきます。 今までの登山の中でも、2500m以上の山で2回ほどしか経験のない強い風の中を歩いて行きます。(下写真)

腰越峠のケルン

 何度か吹き飛ばされそうになりながら、ハライドの登りに取り付きますが、途中に岩場もあり気は抜けません・・・。 岩にしがみつきながらも何とか全員山頂に到着しました。 しかし、ゆっくりと写真を撮っている状態ではありません・・・。(下写真)

ハライド山頂

ハライドから釈迦ヶ岳

 山頂から少し先に進んだ樹林の中で、風を避けながら下山の準備をして行きます。 強風の荒れ狂う中、山頂から風上となる北斜面にある下山路へと向かいます。(下写真)

朝明へ下山する

 この尾根を下るのは初めてですが、最近主流となった道なので整備も雪と土てた道で安心できます。 しかし、上部は樹林が少なく、左斜面がガレ場となる斜面を通過するには度胸がいります。(下写真)

尾根は一直線

強風の中、下山する

 ここを通過すると、右の尾根下へと入り風を防げました。 その後も風の強い所はありますが、先程までには強くありません。(下写真)

まだ強風が吹き荒れる

 樹林帯に入り風も弱まると一息つけますが、下山時間が読めないのでゆっくりもしていられません。 疲れも忘れ一気に降りて行くと、下に駐車地と朝見た巨大な堰堤が眼下に見えてきました。(下写真)

金山方面の県境尾根

朝通った巨大堰堤が見える

 道は思った以上に歩き易く、この道を利用すればハライドへは簡単に登れそうです。(下写真)

道はよく整備されている

標高670m地点

 山頂から30分ほど下ると、下に白い沢が見えてきました。(下写真)

腰越谷が見えてきた

 そして予定よりも遥かに早く、山頂から35分で腰越谷沿いの林道に到着しました。(下写真)

ハライド登山口

 以前この道を通行止めとは知らず歩いた時は堰堤など何もありませんでしたが、今は立派な堰堤や谷の右岸には広い道が走っていました。(下写真)

広い河原を降りる

 車道を歩いて行くと、朝明ヒュッテ横に出ました。 ここからは何度も通った橋を渡り、朝明駐車場へと到着しました。(下写真)

橋を渡って駐車場に

 駐車場にはすでに車の姿はなく、自分たちの車だけが停まっていました。(下写真)

駐車場は二台だけに・・・

今回の反省点は、
・人数が多いので、色々と大変でした。 今回一番の問題は、撤退のタイミングでしょうか? 雨が降り始めた段階では、まだ行けるとの判断をしましたが、風があそこまで強くなるのは想定外でした。 幸い風に煽られての転倒や滑落などの事故とまではなりませんでしたが、場所としては危ない所でした。 次回以降の課題とします。

 次回ですが、天気が微妙なのでまた鈴鹿の予定です。(当分、大人数での登山はないと思います)


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mimimomo

こんばんは^^
本当に珍しい大人数でしたね~
やはり時間もいつもと違ってかなりかかっていますね。
しかし何より紅葉が美しい。あちこちで見られたのですね。
北風に風除けがないところで見舞われると心底寒いですものね~
それにわたくしなど吹き飛ばされそうになりますよ。
全員ご無事で良かったです(^^
by mimimomo (2013-11-06 18:11) 

OJJ

多人数でのおどさん御一行は健脚メンバーといえどもおどさんばかりではないし、勝手に単独行の加藤文太郎と重ねてイメージしていたので御苦労のほどが思いやられます。
 鈴鹿山系は知見が無いので遠からず訪ねてみたいと思います~
by OJJ (2013-11-06 20:28) 

たそがれ高洋

最近あまり聞かれなくなった庵座の滝の道、健在ですね。
最高点への急登で木の枝に頭をぶつけて痛かったです。
鈴鹿のここら辺の紅葉はこの頃が一番なんでしょうか。いいですね。
白滝谷辺のぬかるみ道は変わらないようですね。
ヤシオ尾根道はよく利用されているので踏み後が多いでしょうね。
ハライド、初めておどさんに会ったとき、おどさんは腰越谷道で上がってこられたのしょうか。頂や稜線上で強風にあおられると、ホントに飛ばされますね。つかむものが何もないとしゃがむしかない。怖いです。
この登山隊、今後も楽しい歩きが期待できますね。
by たそがれ高洋 (2013-11-06 22:39) 

joyclimb

猫岳付近、良い感じに紅葉していますね^^
風速10m以上の中での歩行、お疲れさまでした。
by joyclimb (2013-11-06 23:30) 

ゆうくん

紅葉が綺麗ですね、ひっそり咲くリンドウもまたこの時期の醍醐味なんでしょうかね、見てるだけど準備をして登りに行きたくなってしまいますね。

by ゆうくん (2013-11-07 01:09) 

g_g

最近単独が少なくなっているよう感じますが今回は様々な紅葉がキレイですね。
by g_g (2013-11-07 12:09) 

おど

mimimomoさん、コメントありがとうごさいます。
 登山時間は倍掛かりますね。 距離は大したこと無いのですが、時間が掛かると疲れもおおきくなるので、早く歩くこと自体はメリットが大きいと感じます。(疲れ軽減、天気のよいうちに下山などなど)
 この日は気温はそれほど低くなかったのですが、これが高い山だと雨の後の暴風では低体温症になって、即遭難です・・・。

OJJさん、コメントありがとうごさいます。
 大人数も当分(春以降?)はないと思います。 皆さん体力あるので、ついてきてくれるのでそれほど苦労?はありませんよ。 鈴鹿はそちらからだと遠くですが、見どころはあるので楽しめると思います。

たそがれ高洋さん、コメントありがとうごさいます。
 庵座谷コースですが、最近ボランティアの方で修復されたので、非常に歩きやすくなっていますよ。 テープも多いので、余程ボーッとしていない限り、道迷いも無いと思います。 ヤシオ尾根の分岐は、完全に同じ濃さで笹が左右に切り開かれていたので、方角を注意するべきでした。
 初めてお逢いした時は、腰越谷コースで登った時だと思います。 この時もえらい所に入ったと思っていて、ハライドに到着したときはホッとしていましたよ。(笑)
 今週末も天気が下り坂なので、鈴鹿のマイナーな山に行くと思います。(多分単独)

joyclimbさん、コメントありがとうごさいます。
 猫岳の斜面は、紅葉真っ盛りでしたね。 この日は丁度良いタイミングだったのだと思いますよ。 久しぶりに強風の中を歩きましたが、鈴鹿でこれだけの風は経験したことなかったので、焦りました・・・。

ゆうくんさん、コメントありがとうごさいます。
 紅葉見頃でした。 リンドウは、見たところにだけヒッソリと咲いていましたね。

g_gさん、コメントありがとうごさいます。
 単独が少ないのは一時的ですね。 いずれにしても、日が短くなって長距離のコースや時間が掛けられない、今の時期ならではだと思います。 これで雪の季節になると、一緒に行動できる人が限られるでしょうねぇ・・・。



by おど (2013-11-07 12:32) 

tochimochi

アルコールコンロは火力が弱いのではないでしょうか。小型なのはいいですが…。
写真からは想像できませんが、木枯らしの強風の中を歩くのは大変でしたね。無事の下山、何よりでした。

by tochimochi (2013-11-08 17:22) 

テリー

おどさんにしては、珍しい大人数での登山でしたね。
by テリー (2013-11-09 16:05) 

おど

tochimochiさん、コメントありがとうございます。
 アルコールコンロは、火力は十分でしたがアルコールがすぐになくなるので、水量を多くすると沸く前に消えてしまいました。 一回に70mlしか注げないのが難点ですね・・・。
 強風は、自分が体験した中でも強いものでした。 瞬間的には20m/sほど吹いていたのではと思います。

テリーさん、コメントありがとうございます。
 これだけの大人数は、最初で最後かも知れませんねぇ。(苦笑) 今日も山に行きましたが、単独だったので楽でした。

by おど (2013-11-09 20:47) 

nousagi

紅葉見ごろですね~。
7名というパーティーも珍しいですね。
それでも、きっちり14キロも歩いているんですから
皆さんの力量もそれなりの方々ばかりということですね。
でも大人数をまとめるのは大変でしょう。
お疲れ様でした。(^^)
by nousagi (2013-11-10 11:38) 

海を渡る

こんばんは。
紅葉が素晴しいですね^^。
ほんと、珍しく大人数ですね。
by 海を渡る (2013-11-10 20:47) 

山子路爺

おっ、大きいパーティ珍しいですねぇ。
紅葉と滝の組み合わせが良いですねぇ~~~。

by 山子路爺 (2013-11-12 01:07) 

おど

nousagiさん、コメントありがとうございます。
 紅葉よかったです。 今回のパーティーであれば、14Kmは問題ありませんね。 しかし、人数が多いとリーダーと言うわけではありませんでしたが、精神的に疲れます・・・。

海を渡るさん、コメントありがとうございます。
 5人ぐらいが一番歩きやすいかも知れませんね。 いづれにしても、遅い人に合わせるのが鉄則ですから、人数が多くなればなるほど体調や疲れから遅れる人が出てきそうです。

山子路爺さん、コメントありがとうございます。
 滝と紅葉、まだ朝早くて谷間で日が指してなく、光量不足でいまいち映えませんでしたが、それでも十分に綺麗でしたよ。

by おど (2013-11-13 23:17) 

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