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鈴鹿山脈県境縦走完走(鈴鹿峠~高畑山~那須ヶ原山~油日岳) [登山]

 今回は予定通り「関宿」から近場の山(『観音山』『関富士』『筆捨山』)を巡りながら鈴鹿峠へと行き、そこから『高畑山』~『溝干山』~「坂下峠」~『唐木山』~『那須ヶ原山』~『三国岳』~『油日岳』と県境を縦走し、JR柘植(つげ)駅へと下りそこから電車でJR関駅へと戻る周回コースを実施しました。低山巡りにも関わらず、累計標高2100m以上となり、総移動距離(JR除く)も26Kmとなり蒸し暑いのとあいまって疲れました。

 今回の縦走で鈴鹿山脈の北は『霊仙山』から南は『油日岳』まで完全縦走の達成となりました。[わーい(嬉しい顔)]

 

鈴鹿県境縦走
関宿~鈴鹿峠~高畑山~那須ヶ原山~油日岳
日付2009年7月19日(日曜日)
天候朝方曇り時々雨、昼前から曇り時々晴れ
距離26.4Km(内 車道・林道10.1km)
累積標高+2120m -1980m
所要時間9時間00分
人数1名
行程・予定時刻
06:10道の駅 関宿パーキング 出発 
06:35 (00:25)観音山 224m
06:55 (00:20)関富士 242.8m
08:15 (01:20)筆捨山 285m
08:35 (00:20)
沓掛(くつかけ)
09:30 (00:55)
鈴鹿峠 373m
10:35 (01:05)
高畑山 773m
10:55 (00:20)
溝干山 770m
11:10 (00:15)
坂下峠 635m 食事休憩
11:25 (00:15)
坂下峠 出発
11:50 (00:25)
唐木岳 730m
12:10 (00:20)
三ツ頭山 774m
12:30 (00:20)
那須ヶ原山 800m
13:10 (00:40)
三国岳 686m
13:55 (00:45)
油日岳 693m
15:10 (01:15)
柘植駅 (15:11乗車 15:29関駅到着)

 

GPSの軌跡(オレンジ色の線は電車)[クリックで拡大します]
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 前日の天気予報で午後から崩れるとなっていたため、1時間早めて6時すぎに到着するよう、早く起きて出発しました。
東名阪道を50円安くなるとの理由で「亀山PA」のETC出口で降り(笑)、「道の駅 関宿」へ6時すぎに到着しました。

関宿では前日の18日から夏祭りが開催されているためか、朝早いにも関わらずパーキングには何台か車が停車されていました。

 さっそく支度をしてまずは「関ロッジ(国民宿舎)」へ関宿の古い町並みを散策しながら向かいます。(下写真)

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 写真を見ても分かるとおり、朝方は時々小雨が降るあいにくの天気となりました。(飛んでいるのはツバメです)
関ロッジに到着し、周辺案内の看板右手の登山口から『観音山』へ登ります。途中で幾つかの仏像を見ながら登っていきますが、標高が低いためすぐに頂上へ到着します。(下写真は仏像の一部)

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 次は『関富士』へと向かいますが、事前調査で登山口が分かりづらいとなっていましたが、情報通り左カーブ手前の右が柵で仕切られた草むらがある所で、柵の左手の土手にテープがありそこから登山道?が続いています。
 笹が生い茂って慣れていないと道を見失いそうですが、要所要所にテープがありなんとか頂上に到着しましたが、頂上からの展望はあまり良くありません。
 問題は下りで、途中で左の方に道をそれていってしまい、登山口の南側に出てしまいましたが、低い山なので適当に下ればどこからでも道に出ると思います。(下写真はコントラスト悪いですが『関富士』)

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 次の目的地は『羽黒山』ですが、林道を奥へと進む途中で右手に「羽黒権現神社」への分岐がありました。奥の方を覗くと巨大な岩が削られ祠があるようです。
 ここで右手にいって良いのか判断がつかなかったため、取りあえず林道をまっすぐ進みます。(下写真は「羽黒権現神社」(登山口)への分岐)

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 薄暗い道を奥まで進むと二手に道が分かれており、まっすぐの道は沢を頼りない渡し木で渡れるようにしてあります。右手の道は、その沢沿いに羽黒山の奥へと続いているようです、この段階で先ほどの分岐で神社方面に進むのが正解だったと気づきましたが、本来の目的ではないため今回は『羽黒山』はパスとしました。(林道は地図に記載されていません。岩場を楽しみにしていたのですが・・・)
 沢沿いの道を登っていくと、途中から土砂のためか道が薄くなりました。しかし、左手奥に尾根が見えているので杉林の斜面をそちらに向かって登って行きます。
 尾根に出ると赤テープがあり、この尾根が『羽黒山』と『筆捨山』をつなぐ尾根だとわかります。ここから『筆捨山』へと西方向へと進みます。途中から東海自然歩道と合流し、その後は快適な(すぎる)道になります。
 そして、尾根に出てから40分ほどで『筆捨山』へと到着しました。(下写真)

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 しかし、頂上はまったく展望がありませんので、早々に東海自然歩道を「沓掛」まで進みます。ここまで、低山と小雨模様ということもあり大変蒸し暑かったため、相当水分を消費しています。
 幸い「沓掛」のバス停に1ヵ所、その先の「坂下」に2ヵ所自動販売機があったのでお茶を1本購入し水を確保しておきます。鈴鹿峠の手前までは車道となりますが、1号線がすぐ横を通っていることもありほとんど車は通りません。車道を歩くこと40分ほどで、1号線の側道から「片山神社」(鈴鹿峠)への分岐があるので、右へ折れるとすぐに「片山神社」がありました。(下写真)

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 神社の右手から「鈴鹿峠」への登りがあるのでそちらを進みます。そして1号線の下をくぐり、さらに登っていくと見覚えのある林とその奥に茶畑が広がる「鈴鹿峠」へと到着しました。(下写真は「鈴鹿峠」の由来などの説明)

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 ここから今回の目的である県境縦走ですので、しばらく休憩しこの後の縦走に備えます。
休憩後、先へと進みますがその前に「鏡岩」を見学していきます。高畑山に向かう登山道を進みすぐの標識に従い左へ折れると「鏡岩」へ到着します。
 「鏡岩」は名前の通り、岩が圧力によって鏡状の断面となっています。このころから天気が回復してきており、太陽の光に照らされてキラキラと輝いていました。又、ここからは1号線とその向こうに上ってきた山々などの展望が良いです。(下写真は説明文と鏡岩)

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 分岐に戻り次の目的地『高畑山』へと向かいます。途中にナイフリッジと呼ばれる両面が切れ落ちた尾根がありますが、高度が無い上に斜面も緩やかなため、転びでもしない限り危険ではありません。又、上部にはロープがあるので比較的楽に登っていけます。(下写真はそのナイフリッジ)

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 このナイフリッジからの眺めは中々よく、三方(東・北・南)が良く見渡せます。
写真のナイフリッジの先にも同様の切れたところがありますが、巻道が南側についているので問題ありません。ナイフリッジを越えてしばらく進むと笹道となり登っていくと笹に囲まれた『高畑山』の山頂へと到着しました。

山頂から見た『仙ヶ岳』『野登山』方面(遠くに『鎌ヶ岳』『御在所岳』が見える)
   ↓御在所岳    ↓鎌ヶ岳              ↓仙ヶ岳         野登山↓

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山頂より今から向かう県境尾根を望む
(手前が『溝干山』で、その左が『唐木山』、奥左の3つのピークが『三ツ頭山』その右が『那須ヶ原山』)

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 360度の景色(残念ながら霞んでいますが・・・)を堪能したのち『溝干山』へと向かいます。

高畑山から20分ほどで『溝干山』へと到着しましたがまったく展望がまったく利かないため写真だけ撮り「坂下峠」へと一旦下ります。
 「坂下峠」に下る途中でガレ場がありますが、上からは直進禁止と成っていて、見た目にも砂岩状の岩場で危険なため素直に左折し回避しました。(下の標識には、禁止とは書かれていませんでしたが、素直に巻道を通ったほうが懸命です)
 さらに降りていくと、右手にガレた峠が見え始めますが道は峠道と平行に下っています。ここからでも、峠には直接下りられるようですが、道に従い下ると峠道と合流し、先の縦走路へと続く登山口と標識が立っています。(下写真は「坂下峠」のガレ)

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 この「坂下峠」は神大滝林道が乗越しているのですが、明らかに自動車の通行は不可能です。多分、ガケが崩壊しその後の豪雨などで土砂が流出し、道が完全に埋まってしまったのでしょう。
 まだ昼には早かったのですが「坂下峠」から先にはゆっくり休憩できそうな場所がないようなので、ここで食事休憩としました。

休憩後出発しようと準備していたところ、けたたましい音とともにオフロードタイプのバイクが4台ほど崩壊した道を登ってきました。後で調べて分かったのですが、この神大滝林道と「坂下峠」はその崩壊具合から名所となっているようです。

 喧騒がいやなので、そそくさと登山口から次の目的地『唐木山』へと向かいます。
途中、「唐木のキレット」と呼ばれるところを通過しますが、巻道がついていたり、岩場にはロープが付いているので問題なく通過できました。

キレット付近から振り返り見た『溝干山』と「坂下峠」(下のガレ)
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唐木のキレット
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 キレットを越えてすぐに『唐木山』の頂上となりますが、標識が無いとどこが頂上なのか分からずに通過する所でした。
次に『三ツ頭山』へと向かいますが、その途中で「関宿」方面の展望が開けていたので撮影しました。(下写真)

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 しばらくは快適な尾根道を歩き、20分ほどで『三ツ頭山』へと到着します。遠くから見るとこの山にはピークが3つあるのがわかり、名前の由来も言わずもがなです。(上の『高畑山』からの写真参照)
 『三ツ頭山』を通過し15分ほどで杉林に囲まれた『那須ヶ原山』の分岐に出たので、西方面と進み頂上に向かうとすぐに到着しました。山頂には石室の祠が建っており、中を覗くと「那須ヶ原神社」の社(やしろ)がありました。(下写真は石室)

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 頂上からは甲賀方面の展望が開けています。
今回の核心部は実はここから先にありました。『三国岳』の手前から岩場の急登が続き、山腹を巻くような道もガケの上を細い道が通っており、ロープが各所に張られています。(下写真は『三国岳』への登りの岩場)

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 これらの箇所も岩場のスリップや足元に注意さえしていれば、それ程危なくははありません。(随所に「ロープや木を頼らず三点確保を心がけるよう」のプレートがあるので、これを守れば問題ありません)
 険しくなった道を登っていくと『那須が原山』から40分ほどで『三国岳』へ到着しました。展望は一切ありませんが、ここで道が分岐しています。 (下写真)

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 残すところは『油日岳』のみとなり、この後もアップダウンが続きますがそれほど苦にはなりませんでした。(下写真は途中で『那須ヶ原山』(左)と『三国岳』(右のピーク)を見返したところ)

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 途中でいくつか下山路の分岐がありますが、標識があるので迷うことなく『油日岳』に到着しました。ここにも「岳大明神」の祠があります。(下写真は頂上の標識と祠)

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 ここからの下山路は南尾根のルートで下りる予定でしたが、いくつかある標識のひとつに「県境尾根」と書かれたものがあるのが目に留まり、この標識に従い下りることにしました。
 標識の示すとおりに尾根道を進んでいくと、始めのほうはよく踏まれた良い道だったのですが、途中尾根が南に折れるあたりから道が薄くなり始め最後の方では、完全にヤブコギ状態となってしまいました。途中で本日始めてシカを見かけました。シカがいた辺りは林が開けて、その一部だけ日が射し込み幻想的な雰囲気となっています。(下写真)

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 こまま尾根道を進んでもよかったのですが、途中からは舗装道路と平行となり、下からは子供の遊ぶ声が聞こえて来たので、杉林の急斜面を一気に車道まで下りて本来予定していた道と合流しました。

 車道に出た段階で14時45分でした。次に電車が到着するのが約25分後の15時11分で距離が3Kmだったので間に合うかギリギリでしたが、その次の電車まで1時間待ちとなるため大急ぎで柘植駅へと向かいました。最後の方で走ったためギリギリ1分前の15時10分に駅に到着し、大急ぎで切符を購入し何とか電車に乗ることが出来ました。[あせあせ(飛び散る汗)]

 その後、ワンマン電車は初めてなので要領が分からず下車時に難儀しましたが、無事関駅に到着し今回の登山の終わりとなりました。

今回の反省点は、
 ・『羽黒山』の登山口の情報をもう少し詳しく調べておけばと思いました。

多分、関宿周辺には二度と行かないと思うので悔やまれます。

次回は、天気が良ければ延び延びとなっている中央アルプスを予定しています。(はやく梅雨明けてほしいですね・・・)

 


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コメント 2

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joyclimb

累計標高2100m以上、26Kmにおよぶ山歩き、健脚ですね!
この時期、低山の登山は晴れても小雨でも、とても汗をかき大変ですね。
by joyclimb (2009-07-21 13:21) 

おど

joyclimbさんありがとうございます。
当日の朝方は、時折小雨が降りムシムシして大変暑かったです。幸い昼前からは晴れだし風も強くなってきたので、油日岳手前では、汗が引いて快適に登れました。
 今回は、来週以降に予定している(北・中央)アルプス縦走の訓練にちょうど良かったかなと思います。(笑)

by おど (2009-07-21 19:29) 

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