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[登山] 岐阜県 焼山と阿岳登山 [登山]

 今回は、以前から登りたいと思っていた岐阜県恵那市の「焼山(やけやま)」と、その隣にある「阿岳(あだけ)」に登ってきました。 午前中は前日からの晴天が続き、「焼山」の山頂からは名だたる山々が一望できました。 また「阿岳」へは、山頂付近の激藪を漕いで辿り着き、充実した山行となりました。

焼山からのパノラマ(南から西方面)

阿岳の笹薮

岐阜県
焼山と阿岳登山
日付2016年12月04日(日)
天気晴れ(午後雲多く)
山域恵那山地
場所岐阜県恵那市上矢作町
距離19.2Km(内林道歩き14Km)
累積標高+1152 -1152m
時間6時間18分
人数1名
撮影枚数0810枚 (FUJIFILM FinePix XP200)
0000枚 (OLYMPUS STYLUS TG-4)
0000枚 (Panasonic DMC-GM1)
登山難度
(A:安易~E:高度)
焼山:B
阿岳:C(山頂付近は濃い笹薮)
展望
(A:良い~E:なし)
焼山:A
阿岳:E
見どころ阿岳本谷
行程・標高・距離・時刻(赤字はGPSの実績)
06:40810m0.0Km駐車地 出発
06:43 (00:03)818m0.2Km林道ゲート
08:07 (01:24)1343m6.9Km採石場
08:10 (00:03)1359m7.0Km焼山登山口
08:50 (00:40)1670m8.0Km稜線展望地(10分滞在)
09:15 (00:25)1709.6m8.7Km焼山 休憩
09:25 (00:10)1709.6m8.8Km焼山 出発
09:55 (00:30)
1359m10.5Km焼山登山口
09:57 (00:02)1343m10.6Km採石場
10:40 (00:43)1501m11.4Km阿岳山頂(8分休憩)
11:25 (00:45)1338m12.4Km阿岳本谷 昼食休憩
11:45 (00:20)1338m12.4Km阿岳本谷 出発
12:55 (01:10)818m19.0Km林道ゲート
12:58 (00:03)810m19.2Km駐車地 到着

ルートラボ

実績コース(緑色は予定、赤色が実績)
20161204_map.jpg

実績コース(阿岳部分アップ)
20161204B_map.jpg

 登山口となる上矢作(かみやはぎ)は、一ヶ月ほど前に登った「長者峰」から「来見山」の帰路に来るまで寄っています。 自宅から2時間強と見て、4時半過ぎに出発しました。 早めに出発したもう一つの理由は、この日の午後は曇りの予報で、早ければ3時頃には雨が降り出しそうだったからです。

 中央高速を「恵那IC」へと向かい、降りた所で国道257号線を南下していきました。 上矢作に到着した所でカーナビに従い左折し、谷間沿いに続く集落の間を抜けていきます。 思った以上に大規模な集落を抜けて、最終民家を通過すると道の木の葉が多くなりますが、トラックなどの往来が多いのかしっかりした舗装路が続いていました。
 細い道となりますが、この時間(6時過ぎ)はまだ暗く走る車はありません。 予定地点に近づくと一時的に未舗装路となり、事前に調べておいた林道分岐などの特徴などからココだろうと路肩に駐車していきます。(下写真)

駐車地の様子(カーブの先にゲート)

 念のため、先へ小走りに向かいゲートがあることを確認します。 駐車地は18番の標識が目印ですが、この標識は林道最終地点まで続いていました。(下写真)

駐車地は18番

 到着時は、まだ薄暗くどうしようかと思っていましたが、準備していると空が明るくなり上空の雲に日が当たり始めました。 今回はここから林道を7Kmほど歩くことになります・・・。 林道ゲートへ向かい、両端にある抜け穴を潜って越えていきます。(下写真)

林道ゲート1

林道ゲート2(バイク通行禁止)

 長い林道歩きですが、この山域は熊が多いので注意が必要です。 ストックの先に鈴を付け、音を鳴らしながら賑やかに歩いていきました。(下写真)

天気はまずまず

暫くは舗装路

 暫くは舗装路で膝に負担が掛かりますが、奥まで進むと未舗装路ととなり、真新しいトラックの轍が見られました。 なんか初夏分岐がありますが、直進の川沿いに進むので迷うことはありません。(下写真)

林道分岐(直進する)

標識アップ

林道分岐(ここも直進)

標識アップ

下に橋

ホコロ沢分岐(直進)

 谷間の道で日が当たることはありませんでしたが、時間がすぎると陽も高くなり左斜面に掛かり始めました。 ふと視線を感じたのでその斜面を見ると、ジッとカモシカがこちらの様子を微動だにせず伺っていました。(下写真)

斜面に佇むカモシカ

カモシカアップ

 幸い、林道歩きで見た動物(鳥類以外)は、このカモシカだけで、帰路の車の中から猿を二匹見かけたぐらいです。 川の水量が次第にへり上流に近づいていることがわかります。(下写真)

奥へ

長いガードレール

河原が近くに

 左に岩の斜面が見られ、カーブを曲がると大規模な崩れ防止工事後が見えてきました。(下写真)

岩の斜面が

大規模な改良跡

 ここまで思ったよりも標高差があり、時間が掛かりましたが、ほぼ予定通り出発から一時間半弱で目的地の砕石場に到着しました。(下写真)

砕石場に到着

 この日は日曜日ということもあり、作業は休みらしく砕石場は静まり返っています。(下写真)

作業は休み

採石場の重機

 林道を奥へと進み登りのカーブで、右下に阿岳の谷が見えています。(下写真)

林道右に阿岳への谷

 カーブを曲がると前方に取り付く予定の尾根が見えていますが、斜面が削られ登れそうもありません・・・。 3方向に分岐しており、そこに黄色の標識で「焼山」と書かれ、消えかけの矢印で右へ向かうように書かれていました。(下写真)

ここで右へ

消えかけているが「焼山入口→」とある

 その先にリボンが付けられ、踏み跡が続いていました。(下写真)

薄い踏み跡を辿り

 先の左の斜面に登山口を示す標識が見えてきます。(下写真)

左斜面に登山口

 トラロープが付けられた斜面をつづら折れに登っていきます。(下写真)

末端は急登

 植林帯の急登となり、踏み跡やテープを辿り登っていきます。(下写真)

植林帯の登りに

この辺りだけ笹が刈られている

 この山域は笹が多いところですが、登山道沿いに山頂まで数メートル幅で刈られており、快適な道が続きました。(下写真)

尾根沿いの道に

笹原の道となる

 笹道となり、尾根筋を一気に登る道となります。(下写真)

一気に標高が上がる

 後ろを振り返ると、すでに遠くまで望めます。(下写真)

後方に展望

大船山の風力発電(奥に奥三河の山々)

 相変わらずの笹薮ですが落葉したシラカバなどが多くなり、強い陽射しが差し込むので帽子を被って進みます。(下写真)

自然林が多く

よく整備された道が続く

 一旦傾斜が緩み、再度急斜面となると稜線は間近でした。(下写真)

稜線が近くに

上部が開ける

 上部に目印となる枯れ木が見えてくると、稜線ピークの展望地に到着しました。 周囲180度以上が見渡せ、南方面に展望を得るためか踏み跡が付いていました。(下写真)

屏風山方面

下に三森山・水晶山など(左端はロクロ天井)

手前から大船山・三国山・御盤石山など

左から茶臼山・明神山・天狗棚など

一ヶ月前に縦走した山(高嶺・悪沢山・来見山)、奥は南アルプス深南部

奥に恩田大川入山と大川入山

ロクロ天井(中央)

奥に左から仙丈ヶ岳・北岳・間の岳・農鳥岳

奥に恵那山、手前が焼山

 快晴というわけではありませんが、比較的遠望が見られ10分ほど眺めていきました。 満足した所で、北へと続く登山道へと進んでいきました。(下写真)

稜線沿いに進む

 ここまで来ると山頂までの標高差は殆どありません。 前方に山頂を見ながら歩いていきます。(下写真)

ここもよく刈られている

山頂が見えて来る

 稜線沿いの道では腰高の笹原となり、左右によい景色が見られます。 特に左(西)方面には、遠くに冠雪した白山が望めました。(下写真)

笹原の斜面

笠置山

1628mピーク

奥に白山

左の展望

右の展望

 山頂との中間のピークには樹林帯がありますが、その先で最後の笹原となりました。(下写真)

再度、樹林帯に入る

苔むした林に

山頂はすぐ

 ここも景色を眺めながら登っていくと、刈り払われ広くなった山頂に到着しました。(下写真)

広い山頂部

山頂三角点

 山頂は展望は無いものと思っていましたが、周りの邪魔な枝が切られ、特に南方面がよく望めます。(下写真)

枝が切られ展望が得られる

 西方面は枝の間からは「白山」がみられます。 また、斜面の笹が刈られたところがあり、そちらへ向うと「木曽御嶽山」と「乗鞍岳」、それに「北アルプス(穂高連峰など)」が見ることが出来ました。(下写真)

白山

木曽御嶽山(手前に阿寺山地)

木曽御嶽山(左)と乗鞍岳(右)

乗鞍岳と北アルプスの山々(主に穂高連峰)

近くに大きな山容の恵那山

南西方面の展望

山頂からパノラマ

 山頂の東側からは、稜線展望台からも少し見えていた南アルプスの冠雪した山も見えています。(下写真)

左からに悪沢岳・赤石岳・聖岳など

左から北岳・間ノ岳・農鳥岳・塩見岳など

 ここまで景色がよいと思っていなかったので、遠望用のカメラを持ってこなかったのが悔やまれます・・・。 ここまで予定通りの時間で来ているので、予定通り隣の「阿岳」へ登ることにして、適当な所で下山を開始することにしました。(下写真) 

山頂直下の笹原からの展望

一気に下山

 登りに一時間近く掛けた道も、下山は写真撮影も程々に一気に下りていきました。 山頂から30分ほどで、登山口まで降りた所で、往路に確認しておいた「阿岳」の登り口となる谷へと降りていきました。(下写真)

崩壊した道を降りる

今から歩く谷を確認

 大きな堰堤が行く手を阻みますが、ここは左右どちらからも越えていけます。(下写真)

基本的に左(右岸)を進む

 2つ目の堰堤がありますが、ここは左から越えると楽できます。(下写真)

2つ目の堰堤も左から

 通過すると細い流れとなり、岩がゴロゴロと転がる河原となりました。 その上を飛び石で奥へ進みますが、左に踏み跡が続いています。(下写真)

沢沿いに進む(左に踏み跡あり)

 更に川幅が狭まり、水沿いに進むのが困難となります。 ここも左側の笹の中に、水の流れた跡があるので、そこを歩いていきました。(下写真)

左の笹を抜けて

 すると奥に目印の土管が見えてきました。(下写真)

土管が見えてきた

 その右手に、稜線から小川が流れてきており、その周囲は笹が薄くなっています。(下写真)

ここで右の沢に

 ここでその小川沿いに入り、左岸の薄い踏み跡を登っていきました。(下写真)

小川沿いに進む

右に踏み跡あり

 傾斜はそれほど強くはなく、水に濡れた岩などもグリップはしっかりしており、登るのに支障はありません。(下写真)

浮石に気をつけ登る

 途中、沢が二手に 分岐していますが、ここは山頂に近い左側に入っていきました。(下写真)

分岐は左に

 すると倒木が多くなり難儀しますが、右斜面に逃げると尾根沿いに笹が薄くなり、踏み跡も確認出来ます。(下写真)

2箇所ほど笹の無い尾根が

 稜線が近づいてくるのに合わせ、笹が濃くなってきました。 途中からは、山頂法麺へと向かい、2mほどの高さの笹薮を進んでいきました。(下写真)

主尾根付近は笹の海

 久しぶりの濃い笹薮で、やぶこぎの感覚を思い出すのに苦労しました。 それでも濃い部分から山頂まで150mほどなので、一歩一歩確実に進んでいきます。 10分ほど格闘すると、何もない山頂に到着しました。(下写真)

笹を漕いで山頂到着

 手作りの標識が2つほど見られますが、それ以外はここが山頂だと分かるようなものはありません。 当然のことながら、周囲は笹と樹林に覆われ、展望は得られません。(下写真)

山頂標識は2つほど

山頂からの展望は無し

 先程の焼山も登山道が整備される数年前までは、同様の笹薮だったのでしょう。 有り難みを身をもって体感したところで、長居は無用と下山を開始しました。(下写真)

2mほどの笹を下山

 しかし、下山の方向を勘違いして、違う尾根へと降りていきます。 途中で気がつく、トラバースで復帰しようとしますが、藪に阻まれ難儀しました。 それでも本来の稜線に到着すると、そこから右下に見える沢へと降りていくと、笹も薄くなり後は一気に降りていけました。(下写真)

右下に笹の薄い沢が見える

沢の右岸の薄くなった所を進む

分岐出合いに到着(中央の尾根から降りて)

 あっという間に土管のある谷沿いに合流し、後は河原沿いに降りていきました。(下写真)

下山はあっと言う間(谷に降り立つ)

阿岳本谷まで戻る

ここは乗越沢

 下山時は11時半だったので、河原の岩の上で昼食休憩としていきました。(下写真)

ここで昼食(まだ天気はよく)

 午後から天気が悪くなる予報ですが、思ったよりも良い天気でまだ持ちそうです。 食事後は、林道を1時間10分ほど掛けて、駐車地へと戻りました。(下写真)

雲が多くなってきた

粘板岩を採取

林道途中から風力発電所が近くに

最後までよい天気

 林道の途中で、真新しいゴミ(お菓子のビニール)があったので、「誰か通ったのかな?」と思っていましたが、駐車地に到着すると車が一台駐車していました。(焼山へ行かれたのか?)

今回の反省点は、
・特にありません。

 次回ですが、中途半端な季節なので、久しぶりに静岡の低山へ向かう予定です。


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コメント 2

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たそがれ高洋

おどさん こんにちは。
焼山、最近はヤマレコでもレポが多いですね。
地形図で気になる山なので地元が観光用に整備したのでしょうか。
笹原を切り開いて、というのはありがたいことです。
隣の阿岳、おどさんらしい寄り道ですね。
頂からの下山で方角を間違えると大変、おどさんでもやりましたか。
達者な歩きをいつまでも。
by たそがれ高洋 (2016-12-07 18:48) 

おど

たそがれ高洋さん、コメントありがとうございます。
 焼山は、随分前から計画していましたが、林道歩きが長いのとタイミングが合わずに中々行けませんでした。 阿岳は、ここまで歩いてきたのならついでに登ろうと思い向いましたが、ピークハント意外の意味はありませんね。(笑) 下山時は、左の尾根と踏み跡に騙されて降りてしまいました・・・。 途中で気が付きましたが、薮が濃くて中々復帰できませんでしたよ。

by おど (2016-12-07 22:32) 

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